...「分限者制度」という制度があります...
...今回のイベントは、あくまで分限者限定のものです...
...彼は分限者であるため、特権を与えられています...
...分限者は一定の条件を満たしている必要があります...
...この仕事は、分限者にしかできないものだと思います...
...一かどの分限者(ぶげんしゃ)には違いありません...
芥川龍之介 「報恩記」
...それでも猶(なお)近郷(きんごう)では屈指の分限者(ぶげんじゃ)に相違ないと云う事...
芥川龍之介 「路上」
...彼の家は代々の分限者で...
高神覚昇 「般若心経講義」
...ちかごろきゅうに羽ぶりがよいとは申しながら氏(うじ)もすじょうもさだかにしれぬ俄分限者(にわかぶげんしゃ)のおめかけなどに...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...分限者なんかではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お前さんが分限者だからと言って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...本所分限者の一人に數へられてゐる吾妻屋(あづまや)金右衞門が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...本郷で指折りの分限者(ぶげんしゃ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...江戸でも有名な分限者(ぶげんしや)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ここなる屋形は相模の一の分限者...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...潮見村で一二といわれる分限者だが...
火野葦平 「花と龍」
...これが一千九百万磅というから一磅十円として約一億九千万円の大分限者...
牧逸馬 「運命のSOS」
...名誉職も分限者(ぶげんしゃ)も教職員も自ら乗気になって出演の決心をつけた...
牧野信一 「鬼涙村」
...鉄砲玉といふ怒山の分限者に見込まれて後妻に輿入りました...
牧野信一 「月あかり」
...四月初めにお呼出しを受けた物持分限者(ぶげんしゃ)の中で...
三好十郎 「斬られの仙太」
...景気が好いのがあにが悪いかつ! 俺あ十四両の大分限者でい!笠太 私んとこも...
三好十郎 「妻恋行」
...それぞれの職人を使って造らせる山椒大夫(さんしょうだゆう)という分限者(ぶげんしゃ)がいて...
森鴎外 「山椒大夫」
...あの博多一番の分限者の一人娘で...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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