...認容することが必要だ...
...彼女は悪い過去を認容した...
...自分の欠点を認容することが大切だ...
...警察官は犯罪を認容することはできない...
...認容することで、世界は平和になる...
...他の民族の權利を認容す可き義務を負うてゐるのではないか...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...民族の不正なる意志に奉仕することによつて人類に對する奉仕の義務を傷害する權利を認容することではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...民族心理學的乃至民族史的考察の權利と必要とをも亦認容せざる者と誤想するの愚なるは固より云ふまでもないことである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...多数を利し少数に禍する現在の制度とを比較選択する場合にあたつては全体として社会を利する現状を認容しなければならない...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
......
関口存男 「移轍(Anakoluth)」
...また逆に物体をば精神を離れて知覚する(すべての人々が容易に認容するごとく)...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...一応認容されているというのが...
戸坂潤 「科学論」
...マルクス主義に対する田辺博士程度の認容と評価とは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...こう明言しておくよ――僕は率直簡明に神を認容するってね...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それでいて断じてそれを認容することができないのだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...最初よりこれを認容せざるべからず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...最後または根柢には倫理的認容がなければならぬのであります...
夏目漱石 「教育と文芸」
...単にそれに伴ふ習慣のと皺とに支へられて何等の疑念なく認容せられてゐるのを見るであらう...
牧野信一 「ユリイカ・独言」
...随分のところまで認容します...
宮本百合子 「大橋房子様へ」
...このことわりを認容して...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...理性の道によらなければ何事をも認容しないというその職を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...キリストの復活を認容することのできなかった物質論は今や人類の常識である...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
...しかし官権が認容しなかったからといって...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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