...私の分け前がそれとは比較にならぬ程僅かであった事や...
江戸川乱歩 「双生児」
...鉱区が売れたのなら分け前よこせというんで...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...各人の分け前を要求する権利となるだろう...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「共産食堂」
...相当な幸運の分け前も獲られた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...そう多くの分け前を期待する訳には行くまいし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...最も好運な者が最もよい分け前を得...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...彼の著者の翻訳者には印税のかなりな分け前を要求して来るというような噂も聞いた...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...もう一方が得たものの分け前にあずかるというもの...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...結婚したらあの方がお金の分け前にあずかれるとかならいざ知らず...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...始めの活気の相当な分け前を...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...幸運の分け前に授(さず)かりました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...略奪品の分け前にありつける...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それだけ本来ならばもっと勤勉なもっと価値ある人々のものとなるべき分け前を減少するものであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼らがその親方のために作るものの価値の中自分の受取る分け前が多くなるのを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...決してそこに自分の分け前を主張してはならない」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こういう屈辱的な分け前にたいし...
吉川英治 「新書太閤記」
...みな砂金の分け前にあずかっている者共であることをいわずして自白していた...
吉川英治 「平の将門」
...分け前でも欲(ほ)しいように...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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