...しばらくは黒白(あやめ)も分かず...
泉鏡花 「婦系図」
...佐助は我が眼前朦朧(もうろう)として物の形の次第(しだい)に見え分かずなり行きし時...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...さてこそとにわかに元気つきて窓を覗(のぞ)きたれど月なき空に淡路島(あわじしま)も見え分かず...
寺田寅彦 「東上記」
...今越えし山に綿雲かゝりて其処とも見え分かず...
寺田寅彦 「東上記」
...日によって幾分かずつ変化がある...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...そっと含嗽の水を幾分かずつ胃の中に飲み下して...
夏目漱石 「思い出す事など」
...かの清少納言もまた赤芽には感心してこれを讃美し、彼れの『枕の草紙』には「そばのき、はしたなき心地すれども花の木なども散り果てゝ、おしなべたる緑になりたる中に、時も分かず、濃き紅葉の艶めきて、思ひがけぬ青葉の中より差し出でたる、めづらし」と書いている...
牧野富太郎 「植物記」
...眠らんとするにゆかしき香氣(にほひ)紛々(ふん/\)と鼻を撲ちて我ながら夢とも幻とも分かず...
正岡子規 「花枕」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...家庭生活の重みが少女達の肩にも幾分かずつ掛りはじめたということもあります...
宮本百合子 「美しく豊な生活へ」
...よく素人(しろうと)は白味さえよくかけておけば大丈夫だといって銅や青銅やあるいは真鍮の鍋を使いますが白味は直(じ)きに消えてしまって毎日幾分かずつの緑青毒を受けているのです...
村井弦斎 「食道楽」
...「宮城野(みやぎの)の小萩がもとと知らませばつゆも心を分かずぞあらましそのうち自身でこの申しわけをさせていただきましょう」と返事を伝えさせた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(ゾフィイを見て、暫くは近眼(きんがん)のために、誰とも見分かず、忽(たちま)ちそれと知りて...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...余は道の東西をも分かず...
森鴎外 「舞姫」
...余は道の東西をも分かず...
森鴎外 「舞姫」
...わたしは幾分かずつ自分のうちに見出すのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...たそがれの黒白(あいろ)も分かず...
吉川英治 「私本太平記」
...幾分かずつ対等を欠いて来ている...
吉川英治 「新書太閤記」
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