...すぐ臂が伸びるのだ...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...媼は痩せたる臂(ひぢ)さし伸べて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...赤外線男の猿臂(えんぴ)がムズと触(ふ)れはしないかと思うと...
海野十三 「赤外線男」
...伏葦(ふしあし)の臂のひかがみ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...悪者に右の臂(て)を傷つけられたものですから...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿英」
...そのまま臂(て)をつかまえて釈(はな)さなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿英」
...臂(うで)にはめている腕釧(うでわ)をあらわした...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「五通」
...飛びかかるように身体を突き出すかと思うと、打挫(うちくじ)かれたように、胸を、臂を引いて、その度に歯を剥き出した...
直木三十五 「南国太平記」
...酔興のくせに」お蘭どのは猿臂(えんぴ)をのばして...
中里介山 「大菩薩峠」
......
二葉亭四迷 「浮雲」
...頼みもせぬに「一臂(び)の力を仮してやろう...
二葉亭四迷 「浮雲」
...一八三九年死んだ北インド王ランジットシンは呪言を書いた宝石を右臂の皮下に納めおったので...
南方熊楠 「十二支考」
...八面(めん)六臂(ぴ)を相手にしているここちがする...
吉川英治 「上杉謙信」
...それも臂(ひじ)の久八が要路へとり入って...
吉川英治 「剣難女難」
...彼の臂を引っ張ッたまま席へつれてきた...
吉川英治 「三国志」
...竹童が猿臂(えんぴ)をのばしてきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...矢は信長の臂(ひじ)に刺さった...
吉川英治 「新書太閤記」
...神臂(しんぴ)将軍と呼び...
吉川英治 「新・水滸伝」
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