...彼は自信たっぷりで出鼻をくじかれた...
...相手の意図を見抜いて、出鼻をくじいた...
...いい加減な態度をとったため、出鼻をくじかれた...
...出鼻をくじかれないよう、慎重に行動する必要がある...
...出鼻をくじかれるような状況に陥らないよう、計画的に進めよう...
......
高木貞治 「回顧と展望」
...入り江を包む両方の山の出鼻に燈籠があって岸にはずっと遊女の家が並んでいたのを...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...岩の出鼻をまがつたとき...
土田耕平 「さがしもの」
...この厳粛な式の出鼻を挫いてケチをつけたわけだが...
戸坂潤 「社会時評」
...此處に國産自動車の出鼻に於いて非常な困難がある...
豊田喜一郎 「國産自動車と價格の問題」
...前に言った躑躅ヶ崎の出鼻から左は高山につづき...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで出鼻をおさえられたところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...せっかく意気込んだ出鼻をこれに挫(くじ)かれたのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...いささか出鼻(でばな)を折られた...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...山の出鼻へ立って洋剣(サーベル)を鞭(むち)の代りにして...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...雄二には出鼻の方の岸がいくらか他所のやうな気がして...
原民喜 「潮干狩」
...その出鼻を、ぱっと、塀を蹴放すように、飛び出した闇太郎...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...こっちで先に出鼻をくじいてやったのだ』『アア……』石に挫(ひし)がれた白い花のように...
吉川英治 「篝火の女」
...一戦に敵の出鼻をたたき...
吉川英治 「三国志」
...どうも出鼻がまずかった...
吉川英治 「私本太平記」
...夜討ちの出鼻をくじかれた...
吉川英治 「私本太平記」
...まだいたかっ」起ち上がろうとする出鼻を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...出鼻の不首尾ではあるし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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