...彼は自信たっぷりで出鼻をくじかれた...
...相手の意図を見抜いて、出鼻をくじいた...
...いい加減な態度をとったため、出鼻をくじかれた...
...出鼻をくじかれないよう、慎重に行動する必要がある...
...出鼻をくじかれるような状況に陥らないよう、計画的に進めよう...
...わたしはこういう事態に出鼻を挫かれたような形だった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...いざ笠を被(かぶ)って店を出ようとするその出鼻(でばな)でこの騒ぎであるから...
中里介山 「大菩薩峠」
...せっかく意気込んだ出鼻をこれに挫(くじ)かれたのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...その出鼻に立つて...
牧野信一 「環魚洞風景」
...観音崎の出鼻から現れたアメリカ航路の船が...
牧野信一 「岬の春霞」
...出鼻の上を暖かく照らし...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...未納 (出鼻をくじかれて)母さん...
森本薫 「華々しき一族」
...T「仏さまもまんざら嘘はつかないものね」太郎左衛門一寸出鼻をくじかれた態...
山中貞雄 「右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法」
...こいつは出鼻を挫(くじ)かれたかな」主馬はさらに三杯...
山本周五郎 「山彦乙女」
...この一手を見事出鼻にさし込まれた信玄としては...
吉川英治 「上杉謙信」
...一戦に敵の出鼻をたたき...
吉川英治 「三国志」
...夜討ちの出鼻をくじかれた...
吉川英治 「私本太平記」
...家康に出鼻(でばな)をくじかれた恥に燃えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...知りませんという出鼻のわるい返辞である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...出鼻に不覚を取ってしまう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...道幅の狭さに出鼻から全体の力に集中を欠いてしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...出鼻を逆に衝かれて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...こちらが出鼻の誤算を取ってしまうような例が往々ある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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