...もっぱらこのオセッカイとか出しゃばりとかの精神ではないでしょうか...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...出しゃばり者の幽霊めが入り込んで来たので...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...この出しゃばりめがといった軽侮の顔に...
高見順 「いやな感じ」
...「え?」とすぐに出しゃばり...
太宰治 「眉山」
...不要の出しゃばりをしたようである...
太宰治 「碧眼托鉢」
...出しゃばりの小ツルがそんなふうにもっていったのではないかと思ったのである...
壺井栄 「二十四の瞳」
...一つには彼(か)の出しゃばり者に...
中里介山 「大菩薩峠」
...変な出しゃばりおやじもあったものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その出しゃばり者とは...
中里介山 「大菩薩峠」
...業という出しゃばり者が...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり貴様の出しゃばりだろうが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……さすが、江戸一の捕物の名人といわれるだけあって、職務にはご熱心、はばかりながら、感佩(かんぱい)いたしました」藤波は膠(にべ)もなく、「それで、ご用といわれるのは?」「わざわざお呼立てして恐縮でしたが、チトお目にかけたいものがあって……」「だから、なんだ、と訊いている」「御用繁多のあなたをこんなところへお呼立てする以上、申すまでもなく、このたびの金座の件……」藤波は、ふん、と陰気に笑って、「また、出しゃばりか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...出しゃばりと言われると恐縮いたしますが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あたしの出しゃばりだっていけなかったのですから」ピエールさんは...
久生十蘭 「キャラコさん」
...そんな出しゃばりしたら...
火野葦平 「花と龍」
...彼の普通の出しゃばりはたしかにいくらか減ってはいたけれど...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...自慢も出しゃばりもしなかったために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...三「出しゃばり者の態(ざま)を見るがよい」「片腹痛い身のほど知らずめ」「いやよい気味だ...
吉川英治 「剣難女難」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??