例文・使い方一覧でみる「凡愚」の意味


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...けれども凡愚の者に於いては...   けれども凡愚の者に於いてはの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...哲学上の理想主義(人格の成長の願望)に求めようとする哲学的凡愚と...   哲学上の理想主義に求めようとする哲学的凡愚との読み方
戸坂潤 「現代日本の思想対立」

...まるで凡愚の上にあぐらをかいているようで...   まるで凡愚の上にあぐらをかいているようでの読み方
外村繁 「澪標」

...よしや凡愚を感心させ得るとも...   よしや凡愚を感心させ得るともの読み方
南部修太郎 「氣質と文章」

...平凡愚拙甚だしいもので...   平凡愚拙甚だしいものでの読み方
正宗白鳥 「月を見ながら」

...自己を「底下の凡愚」と自覚した彼は十六首からなる『愚禿悲歎述懐』を作ったが...   自己を「底下の凡愚」と自覚した彼は十六首からなる『愚禿悲歎述懐』を作ったがの読み方
三木清 「親鸞」

...このときには何人も自己を底下の凡愚として自覚せざるを得ないであろう...   このときには何人も自己を底下の凡愚として自覚せざるを得ないであろうの読み方
三木清 「親鸞」

...(中略)禍乱は凡愚の下民より生ずる理にて...   禍乱は凡愚の下民より生ずる理にての読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...まだ交る無限のその部分にはいない下根凡愚かもしれぬ...   まだ交る無限のその部分にはいない下根凡愚かもしれぬの読み方
横光利一 「旅愁」

...もう僕らも凡愚ながら無限の彼方にいるのかもしれない...   もう僕らも凡愚ながら無限の彼方にいるのかもしれないの読み方
横光利一 「旅愁」

...凡愚の立命でもあった...   凡愚の立命でもあったの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...凡愚(ぼんぐ)の子の極(かぎ)りもなく訴えた...   凡愚の子の極りもなく訴えたの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...わたくしたちと同じ血と凡愚をもっていた一日本人であったという基本が...   わたくしたちと同じ血と凡愚をもっていた一日本人であったという基本がの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...自身気づかぬ凡愚でも持っている...   自身気づかぬ凡愚でも持っているの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「――迷える凡愚範宴に...   「――迷える凡愚範宴にの読み方
吉川英治 「親鸞」

...凡愚の闇に光を求めたといいつたえられている...   凡愚の闇に光を求めたといいつたえられているの読み方
吉川英治 「親鸞」

...凡愚のなやみ、妄闇(もうあん)のまよい、それは、誰でも通ってこなければならない道であろう...   凡愚のなやみ、妄闇のまよい、それは、誰でも通ってこなければならない道であろうの読み方
吉川英治 「親鸞」

...われら凡愚煩悩(ぼんのう)の大衆生(だいしゅじょう)のために...   われら凡愚煩悩の大衆生のためにの読み方
吉川英治 「親鸞」

「凡愚」の読みかた

「凡愚」の書き方・書き順

いろんなフォントで「凡愚」

「凡愚」の英語の意味


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