...凝然として小さくうずくまる若者ののらしい黒点を見つめていた...
有島武郎 「或る女」
...何を見るともなく凝然と見定めた目の前に...
有島武郎 「或る女」
...凝然と立竦(すく)んでいた私達の眼の前には...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...凝然として突っ立っていた...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...凝然と考えこんでいる...
林不忘 「安重根」
...凝然と動かなくなっていた...
谷崎潤一郎 「鍵」
...佐治君も竹垣の側に立つた儘凝然として居る...
長塚節 「教師」
...凝然と真名古の面を注視している...
久生十蘭 「魔都」
...先頭のトラックの中央に凝然と腕組をして突ッ立っているのは...
久生十蘭 「魔都」
...まばたきも見えぬ碧(あお)い眼が凝然としていた...
本庄陸男 「石狩川」
...夕もやのなかに凝然とうずくまって...
本庄陸男 「石狩川」
...凝然と露台の外を見守る...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...其処に並んでゐる一列の囃子方は凝然と端座して眼ばたきもしない神経質の眼で...
牧野信一 「円卓子での話」
...凝然と例の芸術品を見つめるようになった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...」彼は凝然と横たわっていて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...そのくろずんだ姿をいつまでも凝然と座らせていた...
室生犀星 「しゃりこうべ」
...凝然と眼を閉じているばかりとなった……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...凝然といつまでも立っていた...
吉川英治 「上杉謙信」
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