例文・使い方一覧でみる「再々」の意味


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...斯(こ)うも再々(さいさい)お呼(よ)び出(だ)しに預(あず)かり...   斯うも再々お呼び出しに預かりの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...再々悪筆をお目にかける失礼...   再々悪筆をお目にかける失礼の読み方
太宰治 「虚構の春」

...私としたらそう簡単に済ませる筈のもんじゃあないがな」「それは僕からも再々云い聴かせておるんです...   私としたらそう簡単に済ませる筈のもんじゃあないがな」「それは僕からも再々云い聴かせておるんですの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...夜の戸じまりをし忘れることは再々のことだった...   夜の戸じまりをし忘れることは再々のことだったの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...「アレは取りに来る様に再々家族の方へ言ってあるんですがね...   「アレは取りに来る様に再々家族の方へ言ってあるんですがねの読み方
戸田豊子 「鋳物工場」

...さいぜんからお角が、再々キリシタン、キリシタンを口にしたればこそ、これがいわゆるキリシタンの油絵というものかと思われる...   さいぜんからお角が、再々キリシタン、キリシタンを口にしたればこそ、これがいわゆるキリシタンの油絵というものかと思われるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...再々申し上げる通り...   再々申し上げる通りの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...考えるだけは考えてみたことも再々でした...   考えるだけは考えてみたことも再々でしたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...特に十勝岳においては再々観測された...   特に十勝岳においては再々観測されたの読み方
中谷宇吉郎 「雪」

...再々危うくなる)わしは何も知らぬ...   再々危うくなる)わしは何も知らぬの読み方
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」

...金助町へお出かけになりゃあいいのに」「再々でな...   金助町へお出かけになりゃあいいのに」「再々でなの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...エカテリネンブルグ出身のスヴェルドロフに手紙や電報で再々引渡しの要求をしたがなんの応答もなかった...   エカテリネンブルグ出身のスヴェルドロフに手紙や電報で再々引渡しの要求をしたがなんの応答もなかったの読み方
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」

...行き悩むこと再々だった...   行き悩むこと再々だったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...勅諚(ちょくじょう)再々で...   勅諚再々での読み方
吉川英治 「私本太平記」

...あるじの成輔の使いで、再々、垣間見(かいまみ)あっていた相思のふたりは、やがて、北山殿の花の御遊(ぎょゆう)の折、花の下で結ばれた...   あるじの成輔の使いで、再々、垣間見あっていた相思のふたりは、やがて、北山殿の花の御遊の折、花の下で結ばれたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...再々の使いがあり...   再々の使いがありの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...事、再々に及ぶので、亭主どもがへんに思って、だんだんと探ってみるに、当日、主君の師直は、女房連があゆむ細殿の簾(れん)の蔭にいて、つぶさに彼女らの品(しな)さだめを味わい、やがて遊宴のあいだには、お名ざしで、別殿の奥へ引き抜いてゆく...   事、再々に及ぶので、亭主どもがへんに思って、だんだんと探ってみるに、当日、主君の師直は、女房連があゆむ細殿の簾の蔭にいて、つぶさに彼女らの品さだめを味わい、やがて遊宴のあいだには、お名ざしで、別殿の奥へ引き抜いてゆくの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...私の身體全體の痛み出す樣な感覺に襲はるる事が再々あつた...   私の身體全體の痛み出す樣な感覺に襲はるる事が再々あつたの読み方
若山牧水 「山寺」

「再々」の読みかた

「再々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「再々」


ランダム例文:
降って   舞うような   常雇  

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