...円満に完(をは)つてゐる...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...貴郎(あなた)の方でも綺麗(きれい)さつぱりと秋子さんを円満に青木家に渡して下さるのでせうね」こんな事を云はれた...
犬養健 「愚かな父」
...彼等は事件が円満に解決した満足で...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...大にして国でも円満に発達して行けないと思う...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...至極円満に治まつてゐるのだが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...万事円満に参るようにと...
田山花袋 「蒲団」
...君は宗教に従事することが今度の事件の為めに厭(いや)になったと謂(い)うが、それは一種の考えで、君は忍んで、京都に居りさえすれば、万事円満に、二人の間柄も将来希望があるのですから」「よう解っております……」「けれど出来んですか」「どうも済みませんけど……制服も帽子も売ってしもうたで、今更帰るにも帰れまえんという次第で……」「それじゃ芳子を国に帰すですか」かれは黙っている...
田山花袋 「蒲団」
...おそらく万事が円満に行つたであろう...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...結婚が円満に運ぶようにというのは嘘じゃないですかね...
徳田秋声 「仮装人物」
...なる程北鉄交渉は円満に手打ちとなるし...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...それは自己と外界との円満に調和した境地で...
夏目漱石 「思い出す事など」
...円満に遂行する興味も有たなかった...
夏目漱石 「それから」
...二人の会話も円満に進行した...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...月と共に加速度をもって円満に進行しつつある際に千代子が生れた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...夫の智徳円満にして教訓することならば固より之に従い...
福沢諭吉 「女大学評論」
...円満に近い心を抱いて...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...男女が互(たがひ)に助成して社会を円満に形造(かたちづく)るのは二十世紀以後の文明に賦与された幸福である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...これで一おう和解は円満にまとまったといえる...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
