...一体これらの言葉あるいはそれに相当する抽象的な概念は自然その物に内存していて...
寺田寅彦 「言語と道具」
...兼ての内存と符合致し頻(しき)りに西洋周遊の念差起り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...情趣内存在 In Stimmungsein とよんでいる...
中井正一 「うつす」
...今の内存分に威張って置け...
野村胡堂 「古銭の謎」
...主體はここでは世界内存在において考察される...
波多野精一 「時と永遠」
...ここにも芸術と科学と何か内存的に関係があることを暗示するようにわれらは感ずる...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...一切の過去とは畢竟現前の生に内存するものではないか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しからば宿業もまたこの生に内存するものである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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