...たつた六種(いろ)の新聞しか無かつたといふからにはフランクリンの携はつてゐた仕事だつて...
薄田泣菫 「茶話」
...六種の色彩の大理石を金で繋(つな)いだ鎖が掛かっていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...地方の小雑誌やら東京の文学雑誌やらを五六種出したが...
田山花袋 「田舎教師」
...某書店の店員が親切にカタログをあさってともかくも役に立ちそうな五六種の書名を見つけてくれて...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...これに対して「三つとも同じではない」場合が三百三十六種...
寺田寅彦 「時事雑感」
...道釋兵の三家が四十種星數類第七 三家十五種五行類第八 三十家三十三種藝術類第九 一家十七種醫方類第十 一家二十六種類書類第十一 一家二種文類第十二 二家二十二種...
内藤湖南 「支那目録學」
...古易・石經・章句・傳・注・集注・義疏・論説・類例・譜・考正・數・圖・音・讖緯・擬易の十六種に分つといふ工合で...
内藤湖南 「支那目録學」
...此時の目録には書籍を六種に分類して居ります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...ジュース二三種、オートミール、コーンフレークス、それに卵の料理が、五六種類...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...暑いとこで五六種撮る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...牛(うし)や馬(うま)その他(ほか)家畜(かちく)動物(どうぶつ)は十六種(じゆうろくしゆ)もゐますが...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...未だ之れに類する五六種の愚劣な廃物が蔵つてあつた...
牧野信一 「鏡地獄」
...そうすると日本にこの属のものが六種となる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...六種の版本について格別に六種の訳本を出すことは無用の業である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これに五六種の薬を配した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...すなわち第六種の旧状保持者...
柳田国男 「山の人生」
...ところがこの第六種の状態にある山人の消息は...
柳田国男 「山の人生」
...六種の小袋をまとめてあらためながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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