...その長(たけ)谷(たに)八谷峽(を)八尾(を)を度り五て...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...山女や岩魚(いわな)がまた七八尾半死(はんし)になって浮いて来た...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...「その長さ谿(たに)八谷(やたに)峡(お)八尾(やお)をわたりて」は...
寺田寅彦 「神話と地球物理学」
...車はやがて八尾の町にはいって...
中島敦 「斗南先生」
...八尾の従姉の家に帰ると...
中島敦 「斗南先生」
...伯父は八尾の姪の夫に送られて東京へ帰って来た...
中島敦 「斗南先生」
...階下にゐる本妻のお八尾...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お八尾も駒吉も氣の進まない樣子でしたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...駒吉もお八尾(やを)もそれに異はありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そいつは紛(まぎ)れもなく内儀のお八尾の品ぢやありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三十分で十七八尾来たので私は満足して帰路についた...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...いよいよ創刊号を出すことになり四條の八尾政で創刊記念の会を開いた...
山本禾太郎 「探偵小説思い出話」
...島後(どうご)の八尾川(やびがわ)ぐちへ入って...
吉川英治 「私本太平記」
...十郎です」「八尾ノ新介です」正成は叱るようにさえぎった...
吉川英治 「私本太平記」
...ころげるように走り出てきた八尾ノ新助...
吉川英治 「私本太平記」
...門外では八尾ノ新介...
吉川英治 「私本太平記」
...八尾の城を屠(ほふ)り...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...今は八尾の城にいる...
和辻哲郎 「鎖国」
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