...全村でお祭りを開催することに決めた...
...同じ集落内に住む人は全村の仲間と言える...
...全村が災害にあった場合、お互いに助け合いが必要だ...
...彼は全村に散らばる業者をまとめて、大規模なイベントを成功させた...
...祖父は全村の人々を結束させ、豊かな山村生活を築いた...
...遂に忌(いま)はしき疫(やまひ)が全村に蔓延した...
石川啄木 「赤痢」
...遂に忌はしき疫が全村に蔓延した...
石川啄木 「赤痢」
...全村民の与望を荷って出馬したものとばかり考えて...
犬田卯 「瘤」
...昼にもならぬうちに全村の人心は非常に動揺した...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...全村(ぜんそん)八十三戸中(はちじゆうさんこちゆう)八十二戸(はちじゆうにこ)潰(つぶ)れ...
今村明恒 「地震の話」
...それはもう全村が零落しきっています...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...全村が焼き払われる...
大杉栄 「日本脱出記」
...年々全村をして水害を被らしめ以て村民の窮苦を来たせり...
田中正造 「非常歎願書」
...明治三十二年間牒を村に派出し良民を勧めて巨額の村債を負ハしめ土地田畑の価を下落せしむる事を謀りて漸村民を貧弱ならしめ以て全村を奪掠せんことを企てたるを第二着とし...
田中正造 「非常歎願書」
...谷中村に侵入して全村を攪乱し村民を誘惑し村落を滅亡せしめんとするに当りてハ...
田中正造 「非常歎願書」
...樹(き)の梢(こずゑ)などに老若男女殆(ほとん)ど全村の人を尽したかと思はるゝばかりの人数が...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...どういう性格の「全村一体」かが問題になって来る...
戸坂潤 「社会時評」
...全村ことごとく死に絶えるという例しもよくあることだから...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...全村民の権力をもつて命令するのぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...四囘の移住が大成功を収めれば全村がしばしば冒険心を与えられ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...あんなことしたんでえす!女房 もっともじゃ! もっともじゃ!仙太 (泣いている)でがしょう? 真壁新田の百姓仙右衛門は真壁全村やご領内百姓衆みんなの身の内の者ではねえでがすか? 百姓全体のわが身の内ではねえでがすか?(その間も向い側の叩きの物音は続いている...
三好十郎 「斬られの仙太」
...今でも全村の農民ことごとく士族である...
柳田国男 「家の話」
...困ったことだという憂色が全村に満ちている...
横光利一 「夜の靴」
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