...吾々は折角出来かけた東洋和平の基礎が...
戸坂潤 「社会時評」
...とに角出た方がいいということは...
戸坂潤 「読書法」
...――それが直ちに出雲國に關係があるかどうか知りませぬが――兎に角出雲といふ一の氏族が昔其處に割據して居つた所ではあるまいかといふことが考へられる...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...ヤマベなんぞ出してひでえ所だと思つたが折角出したんだからと思つて一箸くつて見たら甘えんで魂消た...
長塚節 「土浦の川口」
...兎に角出來るだけの事をやつて見ませう」平次の答へも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兎角出不精な親分の平次を動かさうと言ふのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兎も角出かけて見よう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兎角出不精になり勝の平次を誘ひ出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兎も角出かけて見よう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...折角出来かけた新文化は破壊されて...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...値のことは兎に角出たいと直サイに言っとく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...コーラスに廻したりして兎に角出ることは出たが之亦無声版だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...兎に角出かけてみる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...折角出来かゝつた塑像が台なしになつてしまふやうに...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...折角出掛かツた考が烟(けむ)のやうにすうと消えて了ふ...
三島霜川 「平民の娘」
...角出で鱗起(た)ち...
南方熊楠 「十二支考」
...切角出してあるものですから」と云って...
森鴎外 「百物語」
...一三 江角出雲八束(やつか)郡恵曇(えとも)村大字江角(えずみ)浦江角浦は江角郷の浦すなわち船着で...
柳田國男 「地名の研究」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??