...飛行機の全幅は何メートルですか? ...
...この道路の全幅は十メートルだ...
...その橋の全幅は広くないので、車線がぎゅうぎゅうになる...
...僕は全幅を活かして新しいアイデアを出した...
...彼女は全幅にわたって私をサポートしてくれた...
...姫が全幅の精神を見るべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その文章の全幅に溢れて居る冒涜な言語と...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...全幅の信頼を寄せてくれるホームズに対する...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...彼は全幅の憤怒を挙て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それが比較的全幅的に書き生かされる時...
豊島与志雄 「長篇小説私見」
...憤怒がわたしの全幅を領してしまったのです...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...わたしの全幅を領するのでした...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...下るに従い聖が隠れて赤石が全幅を現わしてくる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...最も忠実な親友のように全幅の信頼をかけることの出来る...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...相手に全幅の信頼を寄せた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...しかも全幅的に生きた人たちであった...
宮本百合子 「親子一体の教育法」
...仕事に要される持続力の全幅を傾けてやりましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...作者が自身のテーマに全幅の力を傾け尽し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「作品はどうも全幅的には感心できない...
三好十郎 「恐怖の季節」
...全幅の精神を以(もっ)て病人を見ている...
森鴎外 「カズイスチカ」
...かすかに傾いた趣きでいよいよ全幅を二人の前へ現した...
横光利一 「旅愁」
...(危急の際だから毛利の援助を仰いだが、何も全幅的に、毛利と同盟したわけではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...それが人間の栄耀をかろしめた中将姫の心理の全幅を語っているといえるであろうか...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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