...アリバイが全くないことが分ったのです...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...犯人の手懸りは全くない...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...風が全くないので...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...不平の生ずる原因が全くないのである...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...フッセルルは自ら云うように実在を除外したのでは全くない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...その間に共通の文字が全くない故...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...その印象に同じ関連で同じ対象を置くと決定すべき理由は全くないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...落下の危険は全くないと知ってはいるし...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...だがきみの手首はとても長く、窪みは全くない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...書斎から何も新情報はないのですか」「全くない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...そんな心配は全くない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...なにも大間違いの馬鈴薯の字をわざわざ面倒くさく書く必要は全くない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...家持(やかもち)のは全くない事を空想で現はして見せたる故面白く被感(かんぜられ)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...負債は殆ど全くないのだし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...立って歩く力は全くない...
三好十郎 「斬られの仙太」
...「神々は全くないとする信」「神々は人事にあずからないとする信」「神々は我々の祈願・供物・犠牲に対して何事をも拒まないとする信」の三つを挙げた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それを窺(うかが)い知る手掛りも全くないというわけではない...
柳田国男 「年中行事覚書」
...国家にとっての利益では全くないからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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