...寄宿へ入舎しなければならないと云うので...
夏目漱石 「門」
...これもまた袖で鼻汁(はな)拭(ふ)く湾泊盛(わんぱくざか)り(これは当今は某校に入舎していて宅には居らぬので)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...何も試しだと文三が試験を受けて見たところ、幸いにして及第する、入舎する、ソレ給費が貰(もら)える...
二葉亭四迷 「浮雲」
...文三が某校へ入舎してからは相逢(あいあ)う事すら稀(まれ)なれば...
二葉亭四迷 「浮雲」
...その四五十銭がまあいはば入舎披露の費用となるのであつて...
北條民雄 「癩院記録」
...然(しか)るに保は入舎を欲せないので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...しかし保は単に五百の目疾(もくしつ)の故を以て入舎の期を延ばしたのではない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...入舎の命令をばこの状況の下(もと)に接受した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...もし入舎せずにいたら...
森鴎外 「渋江抽斎」
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