...入港するとみんな忙しい...
石川欣一 「比島投降記」
...あす神戸へ入港するという日...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...サイゴンに入港する前...
海野十三 「火薬船」
...サイゴンに入港するとたんに訴えられ...
海野十三 「火薬船」
...浮標の灯をたよりに入港する...
高村光太郎 「気仙沼」
...入港するあかつき丸を迎へる...
種田山頭火 「道中記」
...鹿島丸は七日にはボルドーに入港する筈になつてゐた...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...丁度明日入港する船で...
林芙美子 「浮雲」
...入港するとすぐきいて見たのですがね...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...帆船も漁船も入港する前に調査された...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...郵船(ゆうせん)のパナマ丸が入港する...
火野葦平 「花と龍」
...入港する予定ちゅうことじゃったが……」「ボーシン...
火野葦平 「花と龍」
...八幡製鉄所に、近く、アメリカから、莫大な数量の屑鉄(スクラップ)を積んだ巨船が数隻、入港する...
火野葦平 「花と龍」
...多分今日の夜半には荻の浜に入港するだろうとのことです...
本庄陸男 「石狩川」
...その眺めは船がどこかの港へ入港するときの展望に似ていて...
横光利一 「旅愁」
...コロムボに入港する晩僕は船長の許しを得て船橋(ブリツヂ)に立つて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...一五六五年度のポルトガル船も勿論平戸へ入港すると考えていたに相違ない...
和辻哲郎 「鎖国」
...二艘のオランダ船が平戸に入港するに至ったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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