...「入府式」の準備をする...
...明日、新しい県知事が「入府」する予定だ...
...明治時代には、新たに政府関係者が地方に派遣された場合に「入府」と呼ばれる儀式が行われた...
...長期の旅行から帰ってきて、家に「入府」するときの感覚は最高だ...
...古い時代の農村においては、「入府」が農家の娘たちの嫁ぎ先訪問の意味で使われた...
...東照権現様江戸御入府前からあるわけはねエ」富蔵は一向気の乗らない様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...明日は晴れて殿様の御入府をお迎え遊ばすよう」勝之助は畳に双手(もろて)を落すのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...恰も好し叔父(しゆくふ)杏坪(きやうへい)が当主重晟(しげあきら)の嫡子斉賢(なりかた)の侍読となつて入府するので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...初は文政二年に入府し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後の入府は天保二年で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年七月には或は既に入府してゐたやうにおもはれ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...霞亭の入府は恐くは六月の初であつただらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...実は霞亭は初め単身入府し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二十五六日頃入府の予定」と云ふのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家臣は遺骸を護つて入府したのではなからうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...既に小勢を以て夜中に入府いたされたと云つた...
森鴎外 「栗山大膳」
...宇治より入府中(にゅうふちゅう)の鉄淵禅師を加えて...
吉川英治 「大岡越前」
...呉の外交官の一行が、入府したとき、曹操は歯医者を招いて入れ歯をさせていた...
吉川英治 「三国志」
...そんなさいに入府(にゅうぶ)してもと...
吉川英治 「私本太平記」
...怪しい入府者を取締り...
吉川英治 「私本太平記」
...あすは北陸の柴田勝家も入府するだろうと聞え...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝廷のお使として入府せられる公(おおやけ)の御格式...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...徳川様ご入府時代の世の中...
吉川英治 「松のや露八」
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