...校友會員及本校現職員生徒の多數は講堂に入り切らないので)此式に校友會員の出席者約五百人であつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...処がひとの書く論文の初の方しか頭に這入り切らない批評者達には...
戸坂潤 「思想動員論」
...従って悲劇詩人(哲学者式概念劇もこの系統にぞくする――プラトンの対話篇)の得意な「詩」の形式には這入り切らない程に豊かな真理が含まれてもいるのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...留置場に這入り切らない程出て来るから手控えているというのだが...
戸坂潤 「社会時評」
...もはやそれは統制という観念には這入り切らないものを持って来る...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...今では本學の物だけでも這入り切らない位になつて居ります...
濱田耕作 「考古學教室の思ひ出話」
...蟻共はもうこれだけで穴に這入り切らないと云って喜んだ...
夢野久作 「猿小僧」
...厚くなって入り切らないので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ほとんど這入り切らない位だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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