例文・使い方一覧でみる「先途」の意味


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...書生上りの匂ひのからまり付いた濁声(だみごゑ)がこゝを先途とがなり立てられてゐた...   書生上りの匂ひのからまり付いた濁声がこゝを先途とがなり立てられてゐたの読み方
有島武郎 「骨」

...ここを先途と鮎(あゆ)を呑ませて...   ここを先途と鮎を呑ませての読み方
泉鏡花 「婦系図」

...機関大尉の先途を見とどけないで俺のつとめがすむと思うか...   機関大尉の先途を見とどけないで俺のつとめがすむと思うかの読み方
海野十三 「浮かぶ飛行島」

...こゝを先途(せんど)とまづ貯(たくは)へたまひけるが...   こゝを先途とまづ貯へたまひけるがの読み方
徳富盧花 「燕尾服着初の記」

...その先途を見届けてやりたいような気持もする...   その先途を見届けてやりたいような気持もするの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あたかも運命の先途(せんど)を予知したごとき態度で...   あたかも運命の先途を予知したごとき態度での読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...母様は――龍之助様先途を見届けるのはお前の役目...   母様は――龍之助様先途を見届けるのはお前の役目の読み方
野村胡堂 「大江戸黄金狂」

...此処(ここ)を先途と競い踊る様は...   此処を先途と競い踊る様はの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...お栄は宵のうちから自分の部屋に籠って何にか仕事をしていましたよ」八五郎はここを先途といった一生懸命さです...   お栄は宵のうちから自分の部屋に籠って何にか仕事をしていましたよ」八五郎はここを先途といった一生懸命さですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...祖父は羽織の裾を突風に翻して虎のやうに上体をのめらせながらこゝを先途と疾走したが...   祖父は羽織の裾を突風に翻して虎のやうに上体をのめらせながらこゝを先途と疾走したがの読み方
牧野信一 「写真に添えて」

...荒武者が此処を先途と打ち鳴らす竜巻村の大太鼓の音が人波を分けて...   荒武者が此処を先途と打ち鳴らす竜巻村の大太鼓の音が人波を分けての読み方
牧野信一 「バラルダ物語」

...ここを先途(せんど)と暁闇の川中島さして上杉謙信入道を...   ここを先途と暁闇の川中島さして上杉謙信入道をの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...圓朝はここを先途と喋りまくったけれど...   圓朝はここを先途と喋りまくったけれどの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...そこまでたどりつくことを先途(せんど)とするような者ばかりが多かったのである...   そこまでたどりつくことを先途とするような者ばかりが多かったのであるの読み方
柳田国男 「海上の道」

...宮やわが子の先途(せんど)を...   宮やわが子の先途をの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...尊氏の先途を案じるよりは...   尊氏の先途を案じるよりはの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...先途(せんど)を争う寄せ声で埋まっていた...   先途を争う寄せ声で埋まっていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...秀次様の御先途(ごせんど)も見とどけねばならぬ...   秀次様の御先途も見とどけねばならぬの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「先途」の読みかた

「先途」の書き方・書き順

いろんなフォントで「先途」

「先途」の英語の意味


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