...シキスツス第五世は壮麗なヴァチカン宮の図書館を建設し充実した...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ハチ切れる様に充実した...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...内部においてはいかに光り輝いてたことだろう! なんという充実した生活だったろう! 人が夢にも知らないほどの...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...充実した力で盛り上ってる腹が見て取られて...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...花柳病院とは充実したものだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...若くて独身、金持ち、美人、充実した人生、勇気もある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...礼儀正しく充実した日々...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...重々しく充実した体にちょいと可愛くサロン前かけをつけて...
「朝の風」
...充実した人間性を求めるということのために...
宮本百合子 「あとがき(『二つの庭』)」
...父と私との実に充実した情愛を包む各瞬間をして益光彩あり透明不壊であるように生きましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこには全く、最も充実した、精神の力づよい生きものとしての人間の自然さが荘厳な天真爛漫のうちに開花されていると感じます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...充実したエネルギーをもちつづけ得る人間だけが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは武徳よりもずっと偉大な・ずっと充実した・徳であって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それによって我々の生活よりも充実した・いっそう完全な・生活を営んでいるのではあるまいか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは考えるだけでも充実した大きな幸福感であった...
山本周五郎 「菊屋敷」
...いつも魂が上付(うわつ)いているから充実した機能の満足を遂げ得ぬ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...燦爛たる朝の充実した光りが降り濺(そそ)いでいた...
横光利一 「旅愁」
...矢代にも同様の空想が暫くは消えない充実した一刻に変って来ていた...
横光利一 「旅愁」
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