...天公未レ使二吾儕死一...
大町桂月 「春の筑波山」
...先頃其方が儕輩の足助(あすけ)の二郎殿...
高山樗牛 「瀧口入道」
...『我儕(われら)エジプトの地において...
太宰治 「惜別」
...其の大場は同儕(なかま)の寄合があったので...
田中貢太郎 「葬式の行列」
...夏は我儕(われら)も家なンか厄介物を捨てゝしもうて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...而して我儕(われら)が折角骨折って小石を積み上げて居ると...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...我儕(われら)は畢竟土の化物である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...吾儕は世界の草の種を除り尽すことは出来ぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...また我儕人間の幸福でないかも知れぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...吾儕(われら)の附近(あたり)は自然の食物には極めて貧しい処である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...我儕(われら)は情によって生きることが出来る...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...吾儕(わがせい)のこの新聞紙を発兌するや...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...我儕の任ずる所もまた甚(はなはだ)重からずや...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...指教を吝(おし)まず我儕の足らざるを補ひ...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...剣術は儕輩(せいはい)を抜いていて...
森鴎外 「じいさんばあさん」
...我儕は愛すべきの朋友を失し也...
山路愛山 「北村透谷君」
...ヴェルダンの要塞にブッ付けなければならないのが我儕(われわれ)...
夢野久作 「戦場」
...吾儕(われら)は徒(いたず)らに女色に溺れる腐れ武士ではないぞ...
夢野久作 「名君忠之」
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