...「路旁生命水清流(ろばうのせいめいみづきよくながる)天路行人喜暫留(てんろのかうじんよろこびしばらくとどまる)百果奇花供悦楽(ひやくくわきくわえつらくにきようす)吾儕幸得此埔遊(わがさいさいはひにえたりこのほのいう)」――大体こんなものと思へば好(よ)い...
芥川龍之介 「本の事」
...台所の豪傑儕(ごうけつばら)...
泉鏡花 「霰ふる」
...吾儕は世界の草の種を除り尽すことは出来ぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...我儕は世を渡りて往々此種の草に出会う...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...吾儕(われら)は奇蹟を驚異し...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...我儕(われら)の馬も水のみて行く...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...これ正に我儕の慷慨(こうがい)悲憤する所以にしてこの新紙の設くる所以なり...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...我儕の任ずる所もまた甚(はなはだ)重からずや...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...指教を吝(おし)まず我儕の足らざるを補ひ...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...我儕(われら)のごとき...
中島敦 「名人伝」
...我が儕はしかぞかしこき...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...置酒招朋儕...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...劍術は儕輩(せいはい)を拔いてゐて...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...剣術は儕輩(せいはい)を抜いていて...
森鴎外 「じいさんばあさん」
...我儕は愛すべきの朋友を失し也...
山路愛山 「北村透谷君」
...横着な傷に吾儕(われわれ)...
夢野久作 「戦場」
...吾儕(われら)は徒(いたず)らに女色に溺れる腐れ武士ではないぞ...
夢野久作 「名君忠之」
...この稀有(けう)の女流文豪が儕輩(せいはい)の批難を怖れて...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
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