...「余甫(はじ)めて冠して、江戸に東遊し、途に阪府を経、木世粛(もくせいしゆく)(即ち巽斎である...
芥川龍之介 「僻見」
...東遊記なるは相違あらじ...
泉鏡花 「一景話題」
...南東遊して津軽(つがる)に居たる時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...東遊記及西遊記を著述した...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...寛政年間に出版せられた京の名医橘南谿の東遊記には...
太宰治 「津軽」
...南谿の東遊記西遊記は江戸時代の名著の一つに数へられてゐるやうであるが...
太宰治 「津軽」
...れいの「東遊記」で紹介せられてゐるのは...
太宰治 「津軽」
...東遊記にまた曰く...
太宰治 「津軽」
...平象山(へいしょうざん)の詩は、勝伯(はく)の所蔵に拠り、東遊稿は、高原淳次郎君の所蔵に拠る...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...夜橘南谿の東遊記をよむ...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...古川古松軒の東遊雑記と西遊雑記...
野村胡堂 「胡堂百話」
...早く年初若くは前年より東遊せずにゐたのであらうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これは東遊の時を問ふに先だつて問ふべき件々である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後安井息軒が東遊の日に至つてさへ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(東遊雑記その他)信州松本の深志(ふかし)の天神様の氏子たちは...
柳田國男 「日本の伝説」
...それを見るとすぐに『東遊記』などの雁風呂の話が想い出される...
柳田国男 「雪国の春」
...叔父頼杏坪に従つて東遊し昌平黌(しやうへいくわう)に学び尾藤二洲の塾に在り...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...孫元協を携へて東遊す...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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