例文・使い方一覧でみる「僻」の意味


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...山間村の最低地域をたゞ一筋流れて居る谷川ばたに其処に一つ此処に一つ僅かにくつ付いて居る畑の水防などに出るものは...   山間僻村の最低地域をたゞ一筋流れて居る谷川ばたに其処に一つ此処に一つ僅かにくつ付いて居る畑の水防などに出るものはの読み方
飯田蛇笏 「秋風」

...しょっちゅうそれを向うでんでいるの...   しょっちゅうそれを向うで僻んでいるのの読み方
池谷信三郎 「橋」

...何(ど)うかすると心までが(ひが)んで来る...   何うかすると心までが僻んで来るの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...おそらく普遍性の少ない説(へきせつ)であろうと思われる...   おそらく普遍性の少ない僻説であろうと思われるの読み方
寺田寅彦 「科学と文学」

...あれは少し偏頗(へんぱ)な論(へきろん)であると私には思われた...   あれは少し偏頗な僻論であると私には思われたの読み方
寺田寅彦 「自由画稿」

...またその水戸学の偏(へんぺき)を脱する能(あた)わざるに由るなり...   またその水戸学の偏僻を脱する能わざるに由るなりの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...何か別の事物へなすりつけようとする(ひが)み根性であろうか...   何か別の事物へなすりつけようとする僻み根性であろうかの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...民(よこしま)多き時は自ら辟(のり)を立つることなかれと...   民僻多き時は自ら辟を立つることなかれとの読み方
中島敦 「弟子」

...延岡は遠(へきえん)の地で...   延岡は僻遠の地での読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...その歌をいかに愛してゐるかを芥川さん自ら「見」(全集第五卷)の中で書いてゐる故...   その歌をいかに愛してゐるかを芥川さん自ら「僻見」の中で書いてゐる故の読み方
堀辰雄 「(芥川龍之介の書翰に就いて)」

...されどもこれを以て唯一の好調となすは固(もと)より見のみ...   されどもこれを以て唯一の好調となすは固より僻見のみの読み方
正岡子規 「字餘りの和歌俳句」

...自分がお見舞いにならないのも見をいだいているように見られることであろうからと思い...   自分がお見舞いにならないのも僻見をいだいているように見られることであろうからと思いの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...流言は又正弘を療した伊沢氏に被及(ひきふ)して遠の地には今猶これを信ずるものがあるらしい...   流言は又正弘を療した伊沢氏に被及して僻遠の地には今猶これを信ずるものがあるらしいの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...自分の古い假名遣を使ふのを「案(へきあん)」だと云つて謙遜して居るけれども...   自分の古い假名遣を使ふのを「僻案」だと云つて謙遜して居るけれどもの読み方
森鴎外 「假名遣意見」

...地(へきち)の陣中でも食いたいと思うときは「食いたい」といい...   僻地の陣中でも食いたいと思うときは「食いたい」といいの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...北国の地(へきち)に生れたという嘆(たん)も...   北国の僻地に生れたという嘆もの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...従ってそのねらい所が、深い内部的な、感情にある場合には、恐るべく立派な芸術品になるが、それに反して外面的な滑稽味や、醜いや、物欲に即した激情などにある場合には、あまり高い芸術的価値を感ぜしめない...   従ってそのねらい所が、深い内部的な、感情にある場合には、恐るべく立派な芸術品になるが、それに反して外面的な滑稽味や、醜い僻や、物欲に即した激情などにある場合には、あまり高い芸術的価値を感ぜしめないの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

...九州の地の商人や民衆にのみ接しているからである...   九州の僻地の商人や民衆にのみ接しているからであるの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

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