...終(つい)に「電気の作用は廻わすように働く」という定律を見出した...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...二つの質量間に働く力はこれら質量の大きさに比例し相互距離の自乗に反比例するのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...しかし悲しいことにはこのチヨコチヨコとよく働く砲兵たちも...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...仲々よく働く女で...
海野十三 「地獄の使者」
...他は内に生じて内から働く原因である...
丘浅次郎 「人類の将来」
...学生がその頭でなくてその手で働くべきだと主張なさるつもりではないでしょう?」わたしは正にその通りを意味するのではないが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...働くのがいやでいやでたまりません...
豊島与志雄 「泥坊」
...働くは出たんだろうが...
中井正一 「言語は生きている」
...国のため働く人が飢えている...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...運命は外から働くばかりでなく内からも働く...
西田幾多郎 「我が子の死」
...どうせ陽のあるうちに蜘蛛は働く氣遣ひはない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...」「何をして働くの...
林芙美子 「龜さん」
...海外で働く意図をもっていたものと考えられる...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」年譜」
...悪知恵の働く悪党が替え玉を演じて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...人口の力が完全に自由に働くがままに委ねられたことはないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...社会へ出て働くときはどうでしょう...
宮本百合子 「悔なき青春を」
...踊るようにして働く...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...無心なる者、働く者、誠実なる者、それらの者こそ救わるる魂と呼ばれるであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
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