...盗賊を働くなんて...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...各個人が悉く私慾に依つて働く世の中になれば...
丘浅次郎 「人類の将来」
...自然を賛(たす)けて働く彼等は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それで片山は東京で方々就職口を内々尋ねて……働くことによってしか生活はよくならない...
豊島与志雄 「野ざらし」
...工場に汗して働く者達が卑く...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...「陰イオンが沈静的に働くということは...
中谷宇吉郎 「語呂の論理」
...よく働く正直者だとは後で聽いたことです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...働く家をみつけに出掛けては...
林芙美子 「新版 放浪記」
...働くものは現実的なものでなければならぬ...
三木清 「哲学入門」
...房州の白浜へ行って海女のひとたちが海へ潜って働くのや天草とりに働く姿を見たことがあった...
宮本百合子 「漁村の婦人の生活」
...『働く婦人』という雑誌の編輯の仕事やらで...
宮本百合子 「窪川稲子のこと」
...神に対して不敬を働くことを一向に恐れない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こういう時間なき時間に働く仕事こそ...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...それは自然がじかに働くからである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...今でも働く時にしか着ない麻の短い上衣を...
柳田国男 「木綿以前の事」
...この器をもって家に働く者の名を思いつつ量り出せば...
柳田国男 「木綿以前の事」
...働くことと言ってはない...
吉川英治 「江戸三国志」
...陰(かげ)で働く者があるから...
吉川英治 「新書太閤記」
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