...それに働きかける意欲が全然起らない...
梅崎春生 「黄色い日日」
...もはや働きかけているのだ...
海野十三 「火星兵団」
...温和な人心にこの精神文明が働きかけたので...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...諸国が争って働きかけてくるという状態は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...これ以上働きかけるのは止めにして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...別々になって僕に働きかけてきた...
豊島与志雄 「阿亀」
...人を教育するとか導くとか精神的にまた道義的に働きかけてその人のためになるという事だと解釈されるとちょっと困るのです...
夏目漱石 「道楽と職業」
...働きかけすなわち能動は男性的にして...
新渡戸稲造 「自警録」
...その主體が客體へと働きかけることにそれの自己實現は存する...
波多野精一 「時と永遠」
...それには時間的存在者に働きかける活動性が缺けてゐる...
波多野精一 「時と永遠」
...無先づあり神がそれに働きかけてその中より有を造り出す...
波多野精一 「時と永遠」
...ソビエトは日本からの対連合国和平斡旋の働きかけを...
久生十蘭 「だいこん」
...彼の上に働きかける熱病のやうな力の爲めに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...決して何者にも働きかけずに終ることはないということを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...章魚におけるは働きかけの変化である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ人の性格と年齢だけが他人に働きかけるだけである...
横光利一 「旅愁」
...フロイスはこの惟政に働きかけたのであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
...この大破壊のあとで信長は再び義昭に働きかけたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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