...看守さんたちは眠いのを辛抱して以前にも増して働きましたが...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...女房の働きに依つて遊んでゐながら贅澤ができるかも知れないなどと...
太宰治 「お伽草紙」
...」「私は私で働きます...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...又最後に概念は把握の働きを遂行せしめる処の運動のエージェントに譬えられるであろう...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...「君も働き給え、これで晩飯の御馳走をして上げる」湖魚を串にさして、炉火で米友に炙らせるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...女子の働きは内助(ないじょ)にある...
新渡戸稲造 「自警録」
...猛烈に働きかけております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人の倉松は三十五六の大家の主人らしい寛厚な感じのする働き者...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人の言葉を守り人の命令(さしづ)に働き...
樋口一葉 「花ごもり」
...今ここには正味の働きを計り込む人のために少しく論ずるところあらんとす...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...本邦のある蛇が苺の下に隠れて鳥を捕うると同じ働きだ...
南方熊楠 「十二支考」
...女性がこの社会に働きかけてゆく活溌さは...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...働きのうちに歓喜を覚えて生きることを欲する...
宮本百合子 「現代の主題」
...働きは並々ならぬ汗を伴ったとしても...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...ただ惰(なま)け者の節供働きという類の...
柳田国男 「年中行事覚書」
...働きづめでうたた寝をする暇さえないじゃないか...
山本周五郎 「さぶ」
...雨の中に、石や土嚢(どのう)を積み、また、森の大木を伐(き)り仆(たお)して、乱雑なる防塞(ぼうさい)を組み、部将から足軽の下まで人間力の限界まで、働きあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...働きたいというか...
吉川英治 「日本名婦伝」
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