...そして途中で働きます...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...勝手な働きをかすかに続けながら...
有島武郎 「かんかん虫」
...それは働きのない人間どもが他人の成功を猜(そね)んでいうことで...
有島武郎 「星座」
...わしだけの働きのできるやつは...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...最も優秀な働き手の私に寝込まれて実にみんな困った様子でしたが...
太宰治 「トカトントン」
...「よくこれだけの働きをしてくれました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...油をさすやら大変働きました...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...惨死はこの少年の手ではどうすることも出来ない運命の働きであったらしい...
豊島与志雄 「少年の死」
...確かにその会堂理事は決定的な働きをした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一生懸命に働きます...
林芙美子 「お父さん」
...東京で何かして働きませうと出て來たんですの……二三日こんな處でゆつくり躯を休めて...
林芙美子 「多摩川」
...人間は自然に働きかけると同時に自然から働きかけられる...
三木清 「歴史哲學」
...いろいろな器械はもう電流さえ来ればすぐに働き出すばかりになっていました...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...あたりまえの働きをしていて...
三好十郎 「胎内」
...働きと美と、これが分離せられたのは近代のことに属する...
柳宗悦 「工藝の道」
...そうなって見るとまたキリシタンとなり信仰を得たいという希望が働き出してくる...
和辻哲郎 「鎖国」
...なお芸術家が自由に働き得た「余地」を...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...三人の働きが合一してあたかも一人の人であるかのごとく動くのではまだ足りない...
和辻哲郎 「文楽座の人形芝居」
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