...よく物を言ふ眼が間断(ひま)なく働いて...
石川啄木 「鳥影」
...しばらく叔父の工場で職工として働いてゐたが...
心猿 「露伴忌」
...エンジンは働きだした...
海野十三 「宇宙戦隊」
...本能の働きには驚くべきものがはなはだしく多くあり...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...二春はすべてのものに強く働きかけようとしてゐる...
薄田泣菫 「春の賦」
...十六七時間も打ち通して働きつづけるくらいの熱と気力を必要とすると説かれている人もあります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...家のなかでのそのそと働いていた...
高見順 「いやな感じ」
...公益のために働くという場合...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...これが歴史上に何(ど)う働くかを考えて見たいのであります...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...従って茲に働くものは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...眠る時にもこの潜在識(せんざいしき)はひそかに働きつつある...
新渡戸稲造 「自警録」
...まだ大した働きも仕事もしたわけぢやねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この羅府の店で働いていたのを見掛けたことがあるような気がする――...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...蜜柑畑の働き手である此処の家の留守居の年寄の娘が...
牧野信一 「南風譜」
...そうして人間の常に働こうとする者を...
柳田国男 「年中行事覚書」
...まるで働く場所そのものの田畑以外は...
横光利一 「夜の靴」
...これらの別働隊は...
吉川英治 「三国志」
...指揮もしたり働きもする決心だった...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索