...我々自身の自信を呼び起す力としても働いてゐた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...その力だけに働く事のできる生活がそこにはあるに違いない...
有島武郎 「或る女」
...賃銀勞働(すなはちプロレタリヤの勞働)は勞働者のために財産をつくるのか...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...脳髄の他の働きと同じく...
丘浅次郎 「固形の論理」
...お前はお前の新しい哲学に従って有難く暮してゆくつもりかな?」「私は、生きてゆくためには、わが国の他の人々が、たとい名門の後楯(うしろだて)があろうと、いつかはしなければならないかもしれぬことをするより他(ほか)はありません、――つまり、働くことです...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...云わば之を技術的な労働対象として見出すだろう...
戸坂潤 「科学論」
...思念と物質とが一緒になつて働いてゐるところとか...
中原中也 「詩と其の伝統」
...女に働きかける温か味の功力(くりき)と見るのが当然だろう...
夏目漱石 「行人」
...わけても銭形平次の近頃の働きにすっかり夢中になっている様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この暑いのにどんなに働いたところで大した出世は出来るわけはない...
野村胡堂 「百唇の譜」
...元気をだして働きだしたが...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...働ける――ちつとも厭々ながらではなく...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...野蛮な封建的絶対主義的抑圧と闘う労働者農民の立場に立って把握したならば...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...厭な重三の口を利け((ママ))掛ける機会も与えない様にせっせと立ち働いた...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...あれだけ働いて満足に暮している者がないじゃないか」それからまたこうも云った...
山本周五郎 「桑の木物語」
...激しい労働を続行すると...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...労働者の食物その他の必要品を生産する難易に依存する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...彼がその労働者の分担額に対して受取る報償は労賃の低減の形で...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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