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饗庭篁村 「木曾道中記」
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饗庭篁村 「木曾道中記」
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饗庭篁村 「木曾道中記」
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...偖其歌はどうも好くない困つたナア...
伊藤左千夫 「竹の里人 一」
...――偖て地方の役所では...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...偖こそ胸(むね)撫(な)で下し...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...偖て、苦及び惡(兩者を兼ねたる語を用うれば、禍惡、evil 或はbel)に對する態度に上に擧げた樣な三種の類型があることを許しまして、此處に、宗教上哲學上などの偉人の性格や思想に矢張り各此類型を代表するものがあると思ふのであります...
朝永三十郎 「學究漫録」
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中里介山 「大菩薩峠」
...私も挨拶して偖(さ)て其翌朝...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...……偖(さて)、斯(こ)うして家庭が貧困の裡(うち)に喘(あえ)いで居乍らも、金さえ這入れば私は酒と女に耽溺する事を忘れませんでした...
西尾正 「陳情書」
...偖(さて)、それからの私は、妻の日常生活――些細な外出先から其の一挙手一投足に至る迄、萬遺漏無き注視の眼を向ける事を怠りませんでした...
西尾正 「陳情書」
...偖、閣下よ、以上で私の陳情の目的が何であるか御判りになった事と存じます...
西尾正 「陳情書」
...偖(さ)てお妾さんが別荘へ著いて見ると其の屋敷の並木道には花が一ぱい蒔散らしてあつて...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...偖(さて)とばかり郎党のひとりひとりへ...
吉川英治 「黒田如水」
...……然しその後は、お聞き及びの通りに離散、他(ほか)の者の沙汰無しは、平(ひら)に御用捨くだされませ』『して……其許(そこもと)は今、何処(いずこ)に』『申し上ぐるも背汗の至りに存じますが、本所林町に店借(たながり)して、侘(わび)しく浪人暮しをいたしておりまするが、偖(さて)、仕官の口も見あたらず、ただ無為な日を過して居りまするばかりで』『無為の日を』と、何か次の問いを出しかけたが、伝八郎は頷(うなず)いてさし控(ひか)えた顔つきだった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...武器、装束(しょうぞく)、一切はすでに安兵衛の浪宅まで密かに船上げしてあるし、こうすべての準備は、何日(いつ)でもというように出来たが、偖(さて)、最後のたった一つの探りだけが何うしても掴めない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...偖(さて)は、遊学かな...
吉川英治 「山浦清麿」
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