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饗庭篁村 「木曾道中記」
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饗庭篁村 「木曾道中記」
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...偖(さて)此(こ)の菊塢(きくう)老年(らうねん)には学問も少しは心がけしと見え...
饗庭篁村 「隅田の春」
...偖其歌はどうも好くない困つたナア...
伊藤左千夫 「竹の里人 一」
...妻女は偖(さて)はそれ故(ゆえ)姿を現(あらわ)したかと一層(いっそう)不便(ふびん)に思い...
関根黙庵 「枯尾花」
...偖(さて)言出(いひだ)す...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...偖こそ御里があらはれたれ...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...偖(さて)も義臣すぐつて此城にこもり...
中里介山 「大菩薩峠」
...偖、機敏な男とは生活の処理のよくつく男といふことゝいつて差支へありません...
中原中也 「小林秀雄小論」
...が偖出来上(あが)つて...
夏目漱石 「それから」
...偖此甲が乙に移るには昔風の運命といふものが手傳ふかも知れない...
夏目漱石 「「額の男」を讀む」
...偖(さて)其(その)日曜(にちえう)が來(き)て見(み)ると...
夏目漱石 「門」
...偖(さて)は暖かいので散歩と洒落(しゃれ)るのか...
西尾正 「陳情書」
...偖、閣下よ、以上で私の陳情の目的が何であるか御判りになった事と存じます...
西尾正 「陳情書」
...第二義から第一義に行って霊も肉も無い……文学が高尚でも何でも無くなる境涯に入れば偖(さ)てどうなるかと云うに...
二葉亭四迷 「私は懐疑派だ」
...偖て、聴き手よ...
松永延造 「職工と微笑」
...偖(さて)は、遊学かな...
吉川英治 「山浦清麿」
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