...単に彼がマルクス主義的文芸理論以前の偉材であったからばかりではない...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...國家は之れによりて柱石たるべき偉材を失ひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...国家は之れによりて柱石たるべき偉材を失ひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...君等の知る通俗の英雄豪傑に優るとも劣ることなき偉材が存しているものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...公平なる美名の下に不世出の偉材をして屡櫪間間」]に老いしむる恐れあり...
原勝郎 「貢院の春」
...これ即ち其試驗に合格し得ざる輩の中に強ひて多數の偉材の潜むを想定するものにして...
原勝郎 「貢院の春」
...あれ程の偉材を抱きながら...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...殖民地に必要な偉材の一人であらう...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...早くもこの若き偉材(いざい)を味方に迎えんとして...
吉川英治 「黒田如水」
...二十八の――しかも千五百石で求められるほどな武士の偉材だったが...
吉川英治 「剣の四君子」
...偉材が綺羅星(きらぼし)のごとく揃った...
吉川英治 「三国志」
...張昭は、呉の偉材だ...
吉川英治 「三国志」
...しかし、日頃から韓玄は、彼の偉材を、かえって忌み嫌い、むしろ他国へ逐(お)いやってしまいたいような扱いをしていたので、魏延(ぎえん)はひそかに、今日の機会を、待っていたものと思われる...
吉川英治 「三国志」
...偉材謙信は逝(ゆ)き...
吉川英治 「新書太閤記」
...そう偉材な天質と観るものは...
吉川英治 「新書太閤記」
...武蔵のために敗(やぶ)れて敢(あえ)なく若い偉材をこの一小島に埋めた佐々木小次郎に――一掬(いっきく)の涙をそそいで墓石を建てた古人は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...信長公の偉材である事や...
吉川英治 「茶漬三略」
...折角の偉材名石でありながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??