...もっと気弱くなれ! 偉いのはお前じゃないんだ! 学問なんて...
太宰治 「十五年間」
...おれを偉いと思うか...
太宰治 「水仙」
...頭のよい偉い人には...
太宰治 「男女同権」
...偉いなあ、と思つた...
太宰治 「富嶽百景」
...だから四五年前に東京からある偉いお方...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...獨乙のカイザリング伯爵といふ偉い哲學者が書かれた旅日記の中に『世界中で妻として一番よいのは日本婦人である』とあるさうで御座います...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...ルルの偉いことや...
夢野久作 「ルルとミミ」
...万元(まんげん)といふ偉い坊さんが...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...本当に偉い国民だと尊敬しました...
三浦環 「お蝶夫人」
...「偉い元気!」と笑い乍ら...
宮本百合子 「斯ういう気持」
...偉い人々例えば(陸相)など民間も協力せよと云っていて下さるが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...カルメンさんはあんな偉い人の細君だから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今度は国策居士は偉いもんだよなどと...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...昔偉い坊さんたちが「清貧(せいひん)」の徳を説きましたが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...度々表彰を受けてお出でになるステキに偉いお方なのです...
夢野久作 「少女地獄」
...おいらの連れを見かけなかったかい」「どんな人?」「偉い人だ」「ただ偉い人だけじゃわからない...
吉川英治 「江戸三国志」
...新興勢力の曹操などよりははるかに偉い人――という先入主をもっていた...
吉川英治 「三国志」
...きっとどなたか本願寺の偉い人が話したら...
吉川英治 「親鸞聖人について」
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