...偉い賊になればなる程...
江戸川乱歩 「黒手組」
...父親の偉いのを持つた嫁御寮は...
薄田泣菫 「茶話」
...」「それは偉い...
薄田泣菫 「茶話」
...こんな偉い芸術家のお仕事を...
太宰治 「斜陽」
...偉いねえ...
太宰治 「パンドラの匣」
...それをある程度まで自然らしく見せたところを私は偉いと思つてゐる...
田山録弥 「社会と自己」
...だからどんな偉い本でも...
戸坂潤 「読書法」
...○○廠長(しょうちょう)という偉い人に会ったことがある...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...アーマードはそんなに偉い画家ではないらしいが...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...いくら彼の頭が偉い人の影像(イメジ)で埋(うず)まっていても...
夏目漱石 「こころ」
...もっとも自分が世界でいちばん偉いと思ってる女は例外だ...
夏目漱石 「三四郎」
...他人に怖(おそ)ろしく思わせるのを偉いとする風(ふう)があった...
新渡戸稲造 「自警録」
...ただ上の城の偉い人たちと彼らの思召(おぼしめ)しとにまかせているだけであれば...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...知らない偉い人たちと闘わなければならないこと...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...お偉い人が舞台に立って...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...また彼が偉いもののやうに思はれたりした...
牧野信一 「或る日の運動」
...果してしからばミュラーがアリヤ種で一番偉いように言った独語のプファールト...
南方熊楠 「十二支考」
...カルメンさんはあんな偉い人の細君だから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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