...昔の偉い人は一生懸つてもその眞價を認められずに死んで了つたのに...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...他の生徒は渠を偉い教師の樣に思つた...
石川啄木 「足跡」
...「ほう、それは偉いな...
薄田泣菫 「茶話」
...「まったく偉い作家だ...
太宰治 「母」
...偉い...
太宰治 「パンドラの匣」
...もっと偉い大人物を配すべきだと思うんだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...どんな偉い先輩にでも...
太宰治 「火の鳥」
...いいかい、オリガは、センチメントおさえて、おさえて、おさえ切れなくなる迄おさえて、幕切れで、どっとせきあげる、それだけ心掛けて居ればいいのだ、あとは尾沼君の言うこと信仰し給え、あれは偉い男だ...
太宰治 「火の鳥」
...教育がどうのこうのッて」「自分一人偉い者のようにいって」お前もそういって冷笑(わら)った...
近松秋江 「うつり香」
...小原氏という人は全く東洋のペスタロッチ(教育家は偉い人をみんなペスタロッチと呼ぶことにしている)その人で...
戸坂潤 「社会時評」
...だからどんな偉い本でも...
戸坂潤 「読書法」
...君たちのドビュッシーは偉い芸術家だが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...革命になると前から尊敬して居つた偉い人の祠などでも皆打ち壞して新らしいものを祀つて居るといふ譯でありますが...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...夜は夜ふけまでお経や偉い坊さん達の伝記を読んだ...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...偉い人になつたことが一ぺんもないからね...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...十五 亀田鵬斎先生の訪問亀田鵬斎(かめだほうさい)といふ、偉い学者が、江戸にゐた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...偉い役人たちとの関係が必要だ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...偉い武将にはなれないのか...
吉川英治 「茶漬三略」
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