...五 『新著百種』――薄倖の作家北村三唖と天才露伴の『風流仏』硯友社の世間に乗出したのは『我楽多文庫』であったが...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...聖ルークは大弱りの事件に見舞われ、まさに僥倖、あなたがこの町にいらっしゃらなければ、どうすべきか今頃途方に暮れておりました...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...わが最愛の薄倖なる娘を...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...いゝ男を選んで倖せになつてくれるといゝと念じる...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...お役に立てば倖いです」と...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...あの薄倖(ふしあはせ)なお母さんの菩提のためぢやよ!……」カテリーナは立ちどまつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...爾後(じご)また重ねてこの僥倖を固くしたるものあり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...僥倖をあてにする...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...我らの倖(しあわ)せは神仏もご嘉納(かのう)あらせられるであろうが……」「いいえ...
室生犀星 「津の国人」
...斉王は廉直な臣をもって倖(しあわ)せであると感心させたとかいう...
吉川英治 「上杉謙信」
...日和が持てば倖せだ...
吉川英治 「上杉謙信」
...顕(あら)わるる僥倖児(ぎょうこうじ)と後人に見られやすいが...
吉川英治 「黒田如水」
...僥倖(ぎょうこう)にも...
吉川英治 「三国志」
...自分もはるばるの使いとしてきてなによりの僥倖(ぎょうこう)です」間(ま)もなく...
吉川英治 「神州天馬侠」
...自分は不倖せだという考えは持った例(ためし)のない藤吉郎であるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...おれが倖せ?」「見よ...
吉川英治 「親鸞」
...世にもまれな倖せ者ではある」「じゃあ...
吉川英治 「親鸞」
...義理の子ながら良い子をもった倖せを思うのである...
吉川英治 「源頼朝」
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