...あの男を個人的にほめる者はいくらでもある...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...農は個人的にして...
大町桂月 「沖の小島」
...またそれは個人的に違ったところのある多人数の心理と行動との複雑なはたらきあいであるのに...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...私は個人的に少許(すこし)の出金を気まぐれに続けたばかりで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼が個人的に持っているイデオロギーは大して問題ではないから...
戸坂潤 「思想としての文学」
...個人的に仕事をするということは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...もちろん営利事業というのは、国家的に見ても、個人的に見ても、経済効果を十分にあげるという意味である...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...幾らやかましい小言(こごと)を云われても個人的にこつこつやって行くのが原則になっています...
夏目漱石 「中味と形式」
...裁判官には個人的に働きかけることができる...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...個人的には不利になることもある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...個人的にはレイブル博士を尊敬していますし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...ムーアは個人的に犠牲者を知らないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...」D「僕は尾崎士郎を個人的に知つてゐるが...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...個人的に自己消耗だけ華々しく或は苦々しくやって満足している部と...
「一本の花」
...自分は何も個人的に知ってはおりません...
宮本百合子 「偶感一語」
...個人的にも長兄を可愛がっていた家が...
柳田国男 「故郷七十年」
...個人的に思ってみても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...個人的に会って談合したいが――と使いをもって申し送ると...
吉川英治 「親鸞」
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