...京都市内にある修学院離宮の周辺は、美しい「化野」(かの)と呼ばれる紅葉が有名です...
...嵯峨一帯の寺寺から、修学院、大徳寺境内、西本願寺の飛雲閣、それから醍醐寺までとのびた巡拝の径路に、三日にしては少し多すぎるほどだったが、それらのうち矢代の記憶にある道条を想像しても、郷里への旅で得て来た自分の変化に劣らず、彼らは彼らで、また自ら異った感得興奮を顕わすさまも了解できるのであった...
横光利一 「旅愁」
...六角堂のすぐ裏にあたる修学院の池である...
吉川英治 「親鸞」
...一乗寺修学院町という文字が何かで目についたし...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...ここへ来る前に僕は、多少、一乗寺址の地歴を、辞書でひいてみたり、また下り松という地名の出ている書を掻き探してみたのであるが、吉田東伍博士が太平記や名跡志(めいせきし)から引用して掲出している地名辞典の記載によると、修学院村、一乗寺ノ別名ナリ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...修学院をぐわらぐわら帰ってゆく農家の車やトラックの往還に...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...三方道のいちばん東にあたる修学院道の方で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...修学院のほうへ出て下り松に至る――という道取りがその第二...
吉川英治 「宮本武蔵」
...三道のうちでいちばん道幅のせまい修学院道へ向って駈け込んで行ったのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...西に降(くだ)ればまっすぐに修学院白河村――あの雲母坂(きららざか)や下(さが)り松(まつ)の辻につながる...
吉川英治 「宮本武蔵」
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