...修善寺(しゆぜんじ)へ行(ゆ)くのに夜汽車(よぎしや)は可笑(をかし)い...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...□岩野清子氏はお家の皆様で修善寺(しゅぜんじ)へ行つてゐられます...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年四月号)」
...僕が修善寺を好きなのもその爲めである...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...修善寺では明智さんの名まえをかたったりして...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...それから修善寺へまわり...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...修善寺に於いて鬱々の日々をお送りになり...
太宰治 「右大臣実朝」
...例えば修善寺における大患以前の句と以後の句との間に存する大きな距離が特別に目立つ...
寺田寅彦 「夏目先生の俳句と漢詩」
...夏目先生の「修善寺日記」には生まれ返った喜びと同時にはるかな彼方(かなた)の世界への憧憬(どうけい)が強く印せられていて...
寺田寅彦 「備忘録」
...ところが修善寺(しゅぜんじ)で病気をして寝つくや否や...
夏目漱石 「思い出す事など」
...修善寺まで連絡の乘合自動車ですが...
林芙美子 「大島行」
...修善寺へ這入れば...
林芙美子 「大島行」
...修善寺の驛へ出て...
林芙美子 「大島行」
...郡虎彦が演出したジェミエの「修善寺物語」を見てから...
久生十蘭 「ハムレット」
...修善寺へのしてしまはうといふことになり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...七時十分発で修善寺へ向ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...修善寺や熱海の温泉でそういう半熟の玉子を客に出して温泉の効能だと誇っていた...
村井弦斎 「食道楽」
...修善寺へいったら...
山本周五郎 「青べか物語」
...一は六里程で修善寺温泉に越ゆるのです...
若山牧水 「樹木とその葉」
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