...美術城伊豆(いず)半島の修善寺(しゅぜんじ)温泉から四キロほど南...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...修善寺にては御見舞をうけ難有候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...それから修善寺へまわり...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...読めば読むほどおもしろさのしみ出して来るものは夏目先生の「修善寺日記(しゅぜんじにっき)」と子規(しき)の「仰臥漫録(ぎょうがまんろく)」とである...
寺田寅彦 「備忘録」
...長岡とか修善寺(しゅぜんじ)などはもちろん...
徳田秋声 「縮図」
...レイレーの音響学(サウンド)を持って修善寺へ行ったことがあるがね...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...秋は修善寺よりもかえってひっそりしていた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...杉本副院長が再度修善寺へ診察に来た時...
夏目漱石 「思い出す事など」
...修善寺(しゅぜんじ)で病気がぶり返して...
夏目漱石 「思い出す事など」
...修善寺(しゅぜんじ)まで見舞に来たのである...
夏目漱石 「思い出す事など」
...修善寺以後、私が時々所有という言葉を、妙な意味に使って見せるので、単にそれを滑稽(こっけい)と解釈している兄さんにはおかしく響くのでしょう...
夏目漱石 「行人」
...余が修善寺(しゅぜんじ)で生死の間に迷うほどの心細い病み方をしていた時...
夏目漱石 「三山居士」
...修善寺へ抜けて、夕方の汽車で名古屋に帰る……」「バンガローに行きたいといったのに、行かせなかったのは、そういう事情があったからなのね」「お察しのとおり……夕食後、君は散歩に出て、一時間ほどして帰ってきた……十一時頃、私が二階から降りると、君は病的な鼾をかいて、長椅子で昏睡していた...
久生十蘭 「肌色の月」
...郡虎彦が演出したジェミエの「修善寺物語」を見てから...
久生十蘭 「ハムレット」
...その後修善寺の新井旅館に隠棲していたが...
平林初之輔 「犠牲者」
...九時修善寺の新井旅館に着いた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...修善寺あら井旅館...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十一月末日、修善寺へ...
正岡容 「小説 圓朝 あとがき」
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