...修善寺(しゆぜんじ)へ行(ゆ)くのに夜汽車(よぎしや)は可笑(をかし)い...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...――いつかも修善寺の温泉宿(ゆやど)で...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...修善寺時代以後の夏目さんは余り往訪外出はされなかったようである...
内田魯庵 「温情の裕かな夏目さん」
...たしか三年の冬休みに修善寺(しゅぜんじ)へ行ってレーリーの『音響』を読んだ...
寺田寅彦 「科学に志す人へ」
...自分の洋行の留守中に先生は修善寺(しゅぜんじ)であの大患にかかられ...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...修善寺(しゅぜんじ)へ立つとき...
夏目漱石 「思い出す事など」
...玄耳君(げんじくん)が驚ろいて森成(もりなり)さんに坂元(さかもと)君を添えてわざわざ修善寺(しゅぜんじ)まで寄こしてくれたのは...
夏目漱石 「思い出す事など」
...その頃修善寺には北白川(きたしらかわ)の宮(みや)がおいでになっていた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...修善寺に行って、寺の太鼓を余ほど精密に研究したものはあるまい...
夏目漱石 「思い出す事など」
...修善寺以後、私が時々所有という言葉を、妙な意味に使って見せるので、単にそれを滑稽(こっけい)と解釈している兄さんにはおかしく響くのでしょう...
夏目漱石 「行人」
...伊豆の熱海から伊東、修善寺、湯ヶ島の温泉と廻り歩いたのは、大學時代の修學旅行であり、箱根、鹽原の温泉は中學の生徒を引率して行つたのが始めである...
濱田耕作 「温泉雜記」
...修善寺まで三時間もあるのですが...
林芙美子 「大島行」
...修善寺へ這入れば...
林芙美子 「大島行」
...修善寺の驛へ出て...
林芙美子 「大島行」
...三月二十四日(火曜)三時に修善寺を出て...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...七時十分発で修善寺へ向ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十一月末日、修善寺へ...
正岡容 「小説 圓朝 あとがき」
...船原越修善寺越といふ二つの山道がありますが...
若山牧水 「樹木とその葉」
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