...吾徒の術を修する法二あり...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「錬金道士」
...禪を修するに適すとて...
大町桂月 「鹿野山」
...宗祇忌(そうぎき)を今に修することゆかし七月三十一日 斎藤香村より箱根早雲寺(そううんじ)に宗祇忌を修する由にて句を徴されて...
高浜虚子 「六百句」
...自分の志望の科を選んで専修することになっていたので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...行くことが修することであり...
種田山頭火 「草木塔」
...信仰の・学を修するための・教えを垂れるための・権威であるということは...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...此詩人にして藝術家たる氏は歴史を修するに當つて近世心理學の溌溂たる意義と獨得の文體とを并せ有する一派を興しぬ...
永井荷風 「佛蘭西人の觀たる鴎外先生」
...筑波によることも決して拙策ではないと補修するものもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...密教の秘法を修する一大要具として描かれたものに相違ございませんが...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは我々が外国語を学修する場合によく解るのでありますが...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...これを改修することとなり...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その間に民法の全部を根本的に改修する必要があるのであるから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...諸僧静かに度を修する者...
南方熊楠 「十二支考」
...蘭軒は其裏を装修するに古鈔仏経を以てしてあると云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...丁度近時の医が細菌学や原虫学や生物化学を特修すると同じ事である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...深山に入って行を修する下級の巫祝(ふしゅく)であったこと...
柳田國男 「地名の研究」
...もと修するの法なし...
柳田国男 「山の人生」
...このことに気づくとともに著者は現在の自分の見方や意見をもってこの書を改修することの不可をさとった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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