...雲の上から巨人の手が出て、いろんなものをつかんでいくなんて、そんなことが、信じられるかい...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...『今更そんな馬鹿なことが信じられるか...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...筑紫の宇佐八幡のそれは印度支那系統の別種の民族に屬するものと信じられるからである...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...死ぬる刹那の純粋だけは、信じられる...
太宰治 「秋風記」
...私の話を信じられる人は...
太宰治 「燈籠」
...窮極まで信じられるものか...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...そして彼女の愛情も信じられるが...
豊島与志雄 「自由人」
...この噂の事実は信じられるようになり...
久生十蘭 「ノア」
...フェアチャイルド卿の言葉なら絶対信じられる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...必ず十分な成果を挙げることが出来ると信じられるのだった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...どうしてもさう信じられるんでございます...
水野仙子 「女」
...それは存在すると信じられる...
武者金吉 「地震なまず」
...信じられる自分も...
山川方夫 「愛のごとく」
...おれの云うことが信じられるなら刀を貸してくれ...
山本周五郎 「失蝶記」
...――もちろんはっきりそうと信じられる理由はなかった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...お次さんが信じられるし...
吉川英治 「大岡越前」
...彼にも信じられる...
吉川英治 「私本太平記」
...信じられる人に拠(よ)って安心を求めたいのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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