...彼女は俚俗な言葉遣いをするので、会話が少し不快に感じる...
...そのラップの歌詞は俚俗な表現が多い...
...俚俗なジョークには笑えなかった...
...彼は俚俗な音楽が好きで、よくクラブに行く...
...テレビ番組に俚俗な内容が放送されたため、批判が集まった...
...浜町二丁目十三番地俚俗不動新道(ふどうじんみち)といふあたりに置屋(おきや)と称(とな)へて私娼を蓄(たくわう)る家十四...
永井荷風 「桑中喜語」
...しかも、茂太郎が席を設けようかと思案しているあたりの小さな二つの塚は、俚俗に首塚、胴塚ととなえられる二つの塚であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...俚俗謳歌とて決して之を輕々看過す可らざるなり...
福沢諭吉 「帝室論」
...五分珠のお藤その猿飴の筋向ふの俚俗からたち寺――麟祥院を...
正岡容 「山の手歳事記」
...譬喩と同じく理窟に傾きやすく俚俗に陥りやすき者なれば...
正岡子規 「俳句の初歩」
...エントホヴェンの『孟買(ボンベイ)俚俗』六章)...
南方熊楠 「十二支考」
...スコッファーン『科学俚俗学拾葉(ストレイ・リープ・オヴ・サイエンス・エンド・フォークロール)』三四二頁以下)...
南方熊楠 「十二支考」
...内田邦彦氏の『南総俚俗』に...
南方熊楠 「十二支考」
...ハズリット『諸信および俚俗』一巻一三二頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...内田邦彦氏の『南総俚俗』一一〇頁に「ある時...
南方熊楠 「十二支考」
...(一八九六年版クルックの北印度俗宗及俚俗卷二頁一七四...
南方熊楠 「人柱の話」
...「俚俗(りぞく)かくれ里(さと)と云(い)ひ...
柳田国男 「海上の道」
...俚俗の唱うるを聞かば...
柳田國男 「地名の研究」
...俚俗伝えていう...
柳田國男 「地名の研究」
...(南総之俚俗...
柳田國男 「日本の伝説」
...俚俗(りぞく)と文芸とを繋(つな)ぎ合わせようとする試みは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...独り俚俗(りぞく)の友であった俳諧の記録だけが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...俚俗(りぞく)“還道村(かんどうそん)”という幾重もの丘陵にかこまれた樹林の奥であったのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索