...自己を愛するということは自己に侫(おも)ねることではない...
種田山頭火 「赤い壺(三)」
...自然に対して侫ねるなかれ...
種田山頭火 「赤い壺(三)」
...事にこだはるな、物にとゞこほるな、自己に侫るな、他己に頼るな...
種田山頭火 「松山日記」
...県東郷侫神記を引用して...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...罪ありて愆(あやま)ちを免(まぬか)るる者は奸侫人(かんねいじん)...
新渡戸稲造 「自警録」
...七歩右奥へ畳を飛びさがって抜刀)卑怯っ!井上 卑怯は貴様だ! 侫漢め...
三好十郎 「斬られの仙太」
...七歩右奥へ畳を飛びさがって抜刀)卑怯っ!井上 卑怯は貴様だ! 侫奸め...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...十人が十人譽めるものは侫奸(ねいかん)である...
森鴎外 「栗山大膳」
...しまいには正直な人が侫人(ねいじん)に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...嘗て侫臣が暴君に媚びたやうに人民に媚びた...
森鴎外 「古い手帳から」
...「かれら四人は侫奸(ねいかん)な人間であった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...以テ侫吏(ネイリ)ノ肝胆(カンタン)ニ一颯(サツ)ノ腥風(セイフウ)ヲ与エントスル者ナリ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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