...私は投票は例外なく棄権することに決めていたから...
伊丹万作 「政治に関する随想」
...名宛人(なあてにん)も初めから終りまで例外なく同一人物であった...
江戸川乱歩 「悪霊」
...例外なくピストルがにぎられ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...誰もが文字を読める国家においては例外なく...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...例外なく軽蔑する...
太宰治 「自作を語る」
...例外なく荷札みたいな一片の紙が附いてるだろうから――「あなたへ(プウ・ヴウ)!」と優にやさしく書かれて...
谷譲次 「踊る地平線」
...例外なく虚偽である外はない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...現実の技術は、いつも例外なく、一定の生産関係の内に、一定の社会組織の内に、一定の客観的な存在様式を有っている...
戸坂潤 「技術の哲学」
...つまり一旦思想犯人となった者は例外なく...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...そうしてそれは例外なく世界中の誰にでも当(あ)て篏(はま)って...
夏目漱石 「明暗」
...より多量の生活資料に対する需要はほとんど例外なくあらゆる場所において同じものであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして大概の場合殆ど例外なくそこから立ち去るのである...
室生犀星 「巷の子」
...ほぼ例外なく附随する一挿話(そうわ)がまず注意せられる...
柳田国男 「海上の道」
...どんな強慾でも拔け目ない男といはれる者でも、例外なく、少年時代の遠足氣分をそのまゝ持つて出かけてゆく...
吉川英治 「折々の記」
...――で、その宿々(しゅくしゅく)にあたる入間川、所沢(古くは野老沢(ところざわ)とも書く)、恋ヶ窪などには、例外なく、遊女のねぐらもあったし、また立川には、当時、おそろしい勢いでまんえんの兆(きざ)しをみせ出していた性慾往生(せいよくおうじょう)を教義とする新興宗教の立川流とよぶ、真言秘密道場なども流行(はや)っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...例外なく濠の中へ落ち込んでしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...どこでも例外なくお断りを食った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分は、今春以来、伊豆の熱海で、仕事をしているが、たとえば、この附近の伊東、真鶴、石橋山、また箱根一つ向うの三島、北条といった附近にも、随所、行くところに、源氏にゆかりの田野や叢林はあるが、なぜか、例外なく、訪う人も稀れである...
吉川英治 「随筆 新平家」
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