...検非違使庁(けびいしちょう)で...
芥川龍之介 「偸盗」
...盗んだ布も使庁のほうで十五反以内に適宜に格下げして...
久生十蘭 「無月物語」
...先日踏査したトウベツの土地払い下げのため開拓使庁に出頭することは知っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...阿賀妻はこれから乗りこんで行く開拓使庁のことを考えて武者ぶるいを感じるのである...
本庄陸男 「石狩川」
...使庁のある場所は...
本庄陸男 「石狩川」
...使庁の所在はたずねるまでもなかった...
本庄陸男 「石狩川」
...今この使庁の人気を高めている堀盛その人であるというのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...一直線に使庁の門をはいり...
本庄陸男 「石狩川」
...そして現在の開拓使庁出張所となったのである...
本庄陸男 「石狩川」
...毎日のようにごたごたしていたカラフト使庁の堀盛にとっては...
本庄陸男 「石狩川」
...サッポロの開拓使庁に働いていた...
本庄陸男 「石狩川」
...サッポロの彼らの使庁を采配(さいはい)している岩村判官の得意げな顔が見えるようであった...
本庄陸男 「石狩川」
...北辺警備の本心を蝦夷(えぞ)地開拓の言葉につつんでうろうろしていた開拓使庁は...
本庄陸男 「石狩川」
...――開拓使庁の堀大主典と彼との間に交わされている移住資金に対する例の黙約について...
本庄陸男 「石狩川」
...開拓使庁のサッポロの主任である岩村判官と会わねばならぬ...
本庄陸男 「石狩川」
...開拓使庁の棟に一きわ高くつき出た鐘楼で...
本庄陸男 「石狩川」
...――使庁の堀というご仁が...
本庄陸男 「石狩川」
...かつては、弾正台(だんじょうだい)もあったが、今は廃され、代るに、検非違使庁が、設けられ、近頃になっては、刑部省行政のうちで、もっとも活溌な一機関となっていた...
吉川英治 「平の将門」
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