...小刀の使い方なども覚える...
高村光太郎 「美術学校時代」
...頼もう」それは詞(ことば)の使い方からして...
田中貢太郎 「地獄の使」
...独逸では専ら胃鏡の使い方を研究したのであること...
谷崎潤一郎 「細雪」
...こういうところでいくらでも効果的な材料の使い方があるであろうと思われるのである...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...二十年前に見た時に感心したのは売り手のじいさんの団扇(うちわ)の使い方の巧妙なことであった...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...おまえの金の使い方といえば...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わずかばかりの動詞や助動詞の使い方の変化によって...
中谷宇吉郎 「寒月の「首縊りの力学」その他」
...日本では、金の使い方が、会計法規に抵触しさえしなければ、それで万事おしまいである...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...この方は手の使い方がむずかしいので...
夏目漱石 「それから」
...富の使い方、特権の有難みが分かり始めた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...二十三や四や五では「金」の使い方が...
正岡容 「わが寄席青春録」
...カピがその使い方を手まねで教えてくれた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...場所によって言葉の使い方が違っている...
宮城道雄 「声と性格」
...だから人が眼をまるくするような使い方をする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...間違った使い方をしたり...
柳宗悦 「京都の朝市」
...(昭和七年七月)水浴させた文晁の画絵具の使い方を知らぬ画家日本画の彩色法も...
山本笑月 「明治世相百話」
...杖(じょう)の使い方を悟ったこの権之助だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あれほど一字一句の使い方...
和辻哲郎 「歌集『涌井』を読む」
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