...生意気な英語の使い方をしたのは間違ってるか存じませんが――」この英語はいわゆる妥協(だきょう)ということに当るのではないかと思いなおしたのだが...
岩野泡鳴 「猫八」
...ブラシの使い方や絵具の用法等...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...その道具の使い方がどこまで成効しているかはおそらく未決の問題ではあるまいか...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...使い方が乱暴なので怪しいと睨(にら)まれたらしいんです...
徳田秋声 「仮装人物」
...使い方が非常に面倒である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...しかも一分(ぶ)のむだもない棒の使い方...
中島敦 「悟浄歎異」
...八百億円の使い方を...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...日本では、金の使い方が、会計法規に抵触しさえしなければ、それで万事おしまいである...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...文字の使い方や歌の書き方もいろいろになっております...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...いちいち使い方を説明したが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...富の使い方、特権の有難みが分かり始めた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...そこは鷹揚な坊チャン育ちの私には金の使い方が確かにマズク...
牧野富太郎 「植物記」
...気息の使い方で見ると...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...私はそんな複雑な言葉の使い方に馴れていませんから「自分がホントにそうしようと言う気が無いくせに...
三好十郎 「恐怖の季節」
...それを彼独特の使い方で使う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そして、その使い方も、信長流であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...「まあ幾らか遣(や)るがいいじゃねえか」「仲間(ちゅうげん)という奴は使い方があるのじゃ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「涙の雨」というふうな使い方はすでにもう始まっている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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