...最後にこの「お」の字の使い方を論じだした...
大下宇陀児 「擬似新年」
...ほんの僅(わず)かな眼の使い方...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その利器の使い方の巧拙はその画家の技能を評価する目標の一つになるが...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...それは数年前に流行した十幾とおりの使い方のあるという西洋鋏である...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...形式論理学的な範疇の使い方が...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...歴史に於ける必然性とか自由とかいう概念の使い方は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それらの人々の力の使い方から来たのであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかも一分(ぶ)のむだもない棒の使い方...
中島敦 「悟浄歎異」
...「あの薬は使い方一つで...
中島敦 「光と風と夢」
...わずかばかりの動詞や助動詞の使い方の変化によって...
中谷宇吉郎 「寒月の「首縊りの力学」その他」
...いわゆる戦時研究にずいぶん無理な身体の使い方もしたが...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...こういう言葉の使い方は悪魔の辞書にのみ見出されるはずです――医者は...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...バロメーターの使い方...
久生十蘭 「地底獣国」
...富の使い方、特権の有難みが分かり始めた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...言葉のそのような使い方に私自身がひっかかっているのだ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...それを彼独特の使い方で使う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...暗号、隠語、切手の貼り方、封筒の色、封筒の使い方、又は花言葉なぞが盛に研究されている...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...「涙の雨」というふうな使い方はすでにもう始まっている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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