...わが邦人民は他人の鼓舞作興を待たずしてかの先祖のごとく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...全国に向って敵愾(てきがい)の人心を鼓舞作興して...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...いうまでもなく国民精神の作興であった...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...国民精神作興などというのはこの国防思想宣伝の...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...軍縮会議対策が精神作興の最も重大な槓桿の一つにならねばならぬのは当然の理だろう...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...曾て唱えられた国民精神や農村精神作興...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...農民の貧窮を農村精神の作興によって置きかえようということに存する...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...もっと積極的で進取の気象を作興するに適したものは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...建国精神・日本精神の確立・精神運動の作興...
戸坂潤 「社会時評」
...元来ならば申し分ない精神作興の効果を挙げる筈の処を...
戸坂潤 「社会時評」
...後藤農相の内政会議は農村精神作興案なるものを採用したのである...
戸坂潤 「社会時評」
...それが銘々の村に帰って夫々の中心人物となって百姓道を作興しようというのである...
戸坂潤 「社会時評」
...「国体の本義に基き益々我が国民精神を作興し国本を培養して皇運を扶翼し奉るの特に急なるを」訓辞した...
戸坂潤 「社会時評」
...農村精神の作興に興味集注する処の農村問題が...
戸坂潤 「社会時評」
...この時代の日本型ファシズムの高潮にも拘らず、そして多年の思想善導、国民精神作興、国体明徴、思想動員、精神動員、其の他等々の方寸にも拘らず、日本当局に依然として、民衆的な宣伝力に富んだ文化政策がないという不可思議は、ここに秘密を持っている...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...精神主義は軍部団のイデオロギーだと考えられるかも知れないが(農村の方に就いては農村精神の作興はあまり有望ではないと考えられているようだ)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...この頃創作興至らず...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...寛容相許スノ気風ヲ作興シ」云々であるが...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
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