...この町には近くに景勝地が何箇所もあります...
...このお城には見世台が何箇所もあります...
...それから何年か(或は何箇月か)同棲生活の後...
芥川龍之介 「続文芸的な、余りに文芸的な」
...庭には勿論何箇所でも...
芥川龍之介 「庭」
...広子は結婚前の何箇月か...
芥川龍之介 「春」
...彼女を尋ねて行ったことも確かにわたしには何箇月か前の(あるいはまた何年か前の)夢の中に見たのと変らなかった...
芥川龍之介 「夢」
...もう何箇月も...
梅崎春生 「黄色い日日」
...判ったね」今日は何箇売り出すと初めから判っているし...
梅崎春生 「凡人凡語」
...婆やは妙子が宝石を何箇持っていて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...同じ本が何箇所に出てもよい筈で...
内藤湖南 「支那目録學」
...もとの七略は同じ本も内容により何箇所にも載せたと考へ...
内藤湖南 「支那目録學」
...この書籍の分類に一本を何箇所にも出すことは...
内藤湖南 「支那目録學」
...子を堕(おろ)す手段が何箇条あるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...今日は何が何箇(いくつ)あるまで知つているのは恐らく己れの外には有るまい...
樋口一葉 「わかれ道」
...停留所で電車を待っているとのこと――まるで一個のルウス・ジュッドが同時に何箇処にも現れている有様で...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...二十三日までに玉子何箇になるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...またある時は何箇月立っても職業なしでいて...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「破落戸の昇天」
...何箇月の間も男と一しょに死の恐怖を味わうというのもまだ物足りない...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...又買つて見るにも注文してから何箇月目に来るなどといふ面倒は無い...
森鴎外 「妄想」
...『源平盛衰記』その他の軍書に何箇所も見えている...
柳田國男 「アテヌキという地名」
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