例文・使い方一覧でみる「何程」の意味
スポンサーリンク...「何程追求した？」... 
...「何程も遠かったけれど、歩いて行った...
...「彼女は何程もの愛を注いでくれた...
...「彼は誰にでも何程も優しく接する...
...「人生は何程も不確定要素がある...
...鉱毒被害地方全体の天産力が全く亡滅したなら何程の価格となるか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...何程もないのにその孃子（おとめ）が姙（はら）みました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...何程かの金を主人の手に渡させた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...何程の値段のものを買ってきなさいとか...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...何程かの」「へい...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...何程（いくら）、酒が嫌ひでも、飯が嫌ひでも、日本人の好誼（よしみ）として、殊に今夜の如きは一月一日、元旦のお正月だ！...
永井荷風 「一月一日」
...これから険山絶路を我々が周章狼狽して足の限り逃げてみたところで何程のことがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼（かれ）は何程（なにほど）節約（せつやく）しても遂（つひ）にじり／＼と減（へつ）て行（ゆ）くのみである財布（さいふ）に縋（すが）つて...
長塚節 「土」
...またシナの内乱――五〇年から六四年にいたる長髪賊――が何程かの理由を提供するかもしれない...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...それが何程の効果もないらしい...
平出修 「計画」
...「如何程景色の勝れた美しい国だからとて...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...頭の中には、如何程焦つても、ただ真白な雲のやうな煙りが漂ふばかりである...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...自分の望みの金は何程か...
牧野信一 「バラルダ物語」
...如何程先生から酷く...
牧野信一 「貧しき日録」
...鳥追笠一つに就て何程といふ役錢を...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...「蔵米は何程あるか」「八万五千石の記帳と相成っておりまする」「うむ...
吉川英治 「茶漬三略」
...代は何程になるの」といいながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...およそ何程のものでもあるまいという慢心が首を擡（もた）げかけていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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