...前から何やかや話をしていたPが通りかかり...
石川欣一 「比島投降記」
...何やかやと世話を焼きたがった...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...何やかや一切が気に入らないので毎日酒を飲んでごろごろしているので小使いがなくなり...
相馬泰三 「六月」
...何やかやとベントレイお婆さんがよく気をつけてくれたけれど...
谷譲次 「踊る地平線」
...渋谷へ持って行く土産物や何やかやで鞄(かばん)が大小三つ程になり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...言っておりますよ……何やかやとな...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...何やかやの波と雑(まじ)った...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...未だ初めで御座いまして、ベッドを作る事や、病人の敷布(しいつ)をかえる事や、器械を煮(に)て消毒する事や、床ずれの出来ぬように患者の脊(せなか)をアルコールで擦(こす)る事や、氷嚢やら湯嚢(ゆたんぽ)やらをあてゝやったり、呑物(のみもの)を作って与えましたり、何やかやと、一日を忙(せ)わしく、足は棒のようになりまして、七時に室に帰って参りましても、疲れて起きて居る事が出来ません程で御座います...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何やかやで三百円近くになっている...
豊島与志雄 「生あらば」
...何やかやとはなしをしている中に...
永井荷風 「西瓜」
...毎日午後に、下谷御徒町(したやおかちまち)にいた師匠むらくの家に行き、何やかやと、その家の用事を手つだい、おそくも四時過には寄席の楽屋に行っていなければならない...
永井荷風 「雪の日」
...何やかや私の上に乗っかってるんですもの」そのうちに汽車がトンネルにはいる時のように...
永井隆 「長崎の鐘」
...彼女は、あたくしが、まだ唐人髷(とうじんまげ)に結っていた十幾歳(いくつ)かの、乏しいお小遣いで、親に内密で買った湖月抄の第二巻門石の巻の一綴りに、何やかや、竹柏園先生のお講義も書き入れてあるのを、自分の参考にもっていったまま、ずっと手許においてあったが、これも、震災で焼けてしまった...
長谷川時雨 「紫式部」
...何やかやら見積つて見ると...
堀辰雄 「緑葉歎」
...ぜひ泊っていけと何やかやとご馳走してくれるので...
三好十郎 「樹氷」
...何やかやと別荘の人たちのために引っぱり出されることも多いようでした……高原の林に遠く近く鳴きかわす山鳩の声...
三好十郎 「樹氷」
...何やかや考えるとこの身の置きどころもないように思われ...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...来れば何やかや見るふりをして...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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