例文・使い方一覧でみる「何のその」の意味
スポンサーリンク...八溝（やみぞ）の天も何のその... 
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...……薫るのなんぞ何のその...
泉鏡花 「薄紅梅」
...地獄落しも何のその...
巌谷小波 「こがね丸」
...何のその様な顧慮（こりょ）もなく...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...９．私はお前の脅迫もお前の一味の脅迫も何のそのだ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...風も何のその、手足をのび／＼と伸ばしてぐつすり寝た...
種田山頭火 「行乞記」
...我々がいることなど何のその...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...天気つづきの冬の日といえども山の手一面赤土を捏返（こねかえ）す霜解（しもどけ）も何のその...
永井荷風 「日和下駄」
...それとも知らぬ道庵先生は、「さあ、遠慮をせずと、いくらでもお代りを言ってくんな、今日はお蕎麦でたんのうしてもらうんだが、明日という日は白いおまんまを炊き出して、兵糧をうんと食わせるから、すっかり馬力をかけて石田三成をやっつけてくんな、毛利も、浮田も、何のそのだ、さあ、お代り、お代り」道庵が声をからしてどなっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...疲れた心その夜――カフエーのテーブルの上に盛花のやうな顔が泣いた何のその樹の上にカラスが鳴こうとて夜は辛い――両手に盛られたわたしの顔はみどり色のお白粉に疲れ十二時の針をひつぱつてゐた...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...＊（四月×日）――その夜カフエーの卓子（テーブル）の上に盛花のような顔が泣いた何のその樹の上にカラスが鳴こうとて――夜は辛い両手に盛られたわたしの顔はみどり色の白粉（おしろい）に疲れ十二時の針をひっぱっていた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...山なす毀誉褒貶（きよほうへん）も何のその...
正岡容 「小説 圓朝」
...脱兎（だっと）何のそのという勢いでいきなり稽古場を飛び出したが...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
......
夢野久作 「爆弾太平記」
...何のそのためでありましょう...
吉川英治 「剣難女難」
...今出されている冠附の上の句は』『――何のその...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...すぐ筆を取って「何のその」と云う下へ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利！手書き漢字入力検索
- 野球選手の大谷翔平さん: 愛犬デコピンの絵本を公開 🐶
- 漫画家の吾峠呼世晴さん: 漫画「鬼滅の刃」世界累計発行部数が、2億2000万部🎨
- 女優の和泉雅子さん: 日本人女性初の北極点到達を達成した女優、９日に死去 🌟